司法試験合格後に就職活動をする弁護士希望の多くの修習生は、「就活大変だ」と感じていると思います。
応募先を探して、履歴書を準備して、メールで送ったりやりとりして、書類落ちにあって悲しみ、面接で緊張して、落ちればお祈りメールに落胆します。
いずれのプロセスもかなり疲れます。
2次、3次面接で落ちるとがっかりし、採用プロセスが進まず「手持ち」が少なくなれば焦ります。
応募先とメールでやりとりするのも大変です。
そんな司法修習生もリクルートエージェントなどの人材紹介会社(就活エージェント)に依頼すれば就活が楽になります。
司法修習生も就活エージェントを無料で使って就職活動ができるのです。
そして、就活で困る履歴書(場合によっては職務経歴書も)の作成のテンプレートを転職エージェントは無料で提供してくれます。
就職先はインハウスがメインになりますが、法律事務所の有益な情報も得られると思います。
本記事はプロモーションとなる内容が含まれています。
1 司法修習生向け就活エージェントランキング
1位 弁護士ドットコムキャリア
2位 MS-Japan
3位 リクルートエージェント
4位 doda
5位 JACリクルートメント
各エージェントおすすめ理由は以下のとおりです。
1位 弁護士ドットコムキャリア
法律事務所や企業法務部への就活を考えるなら、弁護士ドットコムキャリアを勧めます。
弁護士ドットコムキャリアのおすすめポイント
法律事務所へのコネクションも強い。
本ブログは、弁護士志望の司法修習生には企業ではなく法律事務所への就職を勧めていることもあり、弁護士ドットコムキャリアが推奨第1位です。
ここは個人的に丁寧にキャリア相談できた経験があるため、修習生も相談に乗ってもらえるなら、将来のことを考えてるとよいと思います。
弁護士ドットコムキャリアのデメリット
弁護士ドットコムキャリアのデメリット・注意点は、リクルートエージェント等と比べるとそれほど案件数が多くないところです。
その欠点は、MS-Japanやリクルートエージェント等の大手も登録することで補えます。
他エージェントと補完すればよいだけなので、このデメリットをもって弁護士ドットコムキャリアを勧めない理由にはなりません。
転職エージェントは複数登録がいい。手に入る求人案件数も増えるし、信頼できる担当者に合えるかもしれないから。
弁護士ドットコムキャリアで気になる点
弁護士ドットコムキャリア利用前に気になるのは以下のような点だと思います
- 「弁護士向けのサービスじゃないの?」
- 「弁護士以外だとお断りされるのでは?」
心配ご無用です。
弁護士ドットコムキャリアは、弁護士資格がない人の法務求職者にもサービスを提供しています。
ちゃんと「修習生」もウェブサイト上に記載されています。
上記のとおりウェブサイトに登録者として「修習生」と書かれています。
弁護士ドットコムキャリアの無料登録ページにも保有資格として「司法修習生」と掲載されています。
修習生も弁護士ドットコムキャリアの法務専門転職のサービスを享受できますし、当然に登録できるものと予定されているのです。
司法修習生にとっての弁護士ドットコムキャリアへの就職相談のポイント
- 弁護士・法務の転職専門、弁護士業界への理解に基づいた相談ができる。
- 担当者が1人で企業や法律事務所と応募者の両方を担当する(分業制を取る大手とは違うやり方)ことから、応募した際の決定力が高い(とりわけ法務業界)。
- 司法修習生でも登録でき、法律事務所と企業双方を考慮して相談ができる。
▼弁護士ドットコムキャリアの公式サイトはこちら
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弁護士ドットコムキャリアの評判 | 転職相談体験談 – 転職キャリアルール
2位 MS-Japan
MS-Japanは、法務を含めた管理職転職に強みのある人材紹介会社です。
司法修習生が就活相談するにはとてもよいエージェント。
MS-Japanは法務求人数が多い
取り扱い求人数が多いのは重要です。
とりわけ職務経験のない司法修習生には重要なファクターです。
エージェントに相談にいって、3,4件だけ求人情報(しかも興味のない会社のもの)を見せられて「ここどうでしょうか?」と聞かれても困ります。
小さいエージェントに相談行くとそういうことありますよ。
どんな職場がいいかわからない状態では、こんな会社もあるあんな会社もある、と多めの選択肢を持ちたいはずです。
MS-Japanは求人案件数が多いというのは、競合である弁護士ドットコムキャリアの方がおっしゃっていました。
MS-Japanは国内大手企業案件に強い
司法修習生で、国内大手企業への就職に興味があるのであれば、MS-Japanは特におすすめできます。
外資系企業への就職・転職についてはMS-Japanはあまり強くありません。
MS-Japanから外資系企業の紹介はあまり来ませんし、私がMS-Japanに相談に行ったときに、「うちは外資系企業案件あまり強くないんですよ」と担当の方が自白していました。
自らに不利な供述ですので信用性は高い。
さらに加えて「外資系案件だとJACさんとか、他社さんの方が強いです」とおっしゃっていました。
MS-Japanは若手にやさしい
MS-Japanは、若手の支援も積極的です。
大きな会社でオフィスもきれいで、相談しやすい担当の方が多く、初心者には相談しやすいのは大きなメリットです。
後述しますが、零細エージェントに初心者が相談に行くと嫌な思いする可能性ありますよ。
MS-Japanはこの点は安心です。
また、MS-Japanは法務向けの応募書類書式を提供してくれているのも大変ありがたい。
MS-Japanのポイント
- 大手企業法務部の求人案件が多い
- 大企業ゆえに初心者にもやさしい
- 司法修習生の企業向け就活に適している
▼MS-Japanの公式サイトはこちら
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MS-Japanの評判・感想 | 転職相談体験談
3位 リクルートエージェント
リクルートエージェントは、以下のような理由から転職には外せない会社です。
- 最大手の圧倒的求人数
- ゆとりのある候補者への対応
- システムの使い勝手
- 面接対策セミナー
司法修習生のような若者にはとりわけリクルートエージェントはおすすめです。
なぜなら、大手人材紹介会社のエージェントは、中小エージェントよりもやさしく、人当りがいいからです。
就業未経験の人が中小人材紹介会社のおじさん社長とかに面談に行くと「お前何しに来た?場違いだ」みたいな対応されますよ。
「そもそも面談に呼ぶなよ」と思うのですが、中小企業エージェントっていいかげんなので、よくわからず面談をセッティングするところもあります。
そんな感じで大手以外に素人が相談に行くと痛い目にあうことがあります。
リクルートエージェントは、無料面接対策セミナーもとてもおすすめです。
本を買って面接対策するよりも、まずセミナーに行く方がわかりやすい。
リクルートエージェントのポイント
- 最大手の豊富な求人数(法務求人情報も当然多い)
- 安心の相談体制
- 求人検索や応募のしやすさ
▼無料登録(公式サイト)はこちら
▼関連記事(リクルートエージェント相談体験談)
リクルートエージェント転職相談の感想
4位 doda
dodaは業界第2位の大手人材紹介会社パーソルの転職支援サービスです。
お勧めする理由はほぼリクルートエージェントと同じ。
両社に登録すれば重複求人情報もあると思いますが、数多くの求人情報を得られます。
dodaのポイント
- 登録は当然無料
- リクルートエージェントと双璧の豊富な求人案件数
- 利用しやすいシステムやサポートの手厚さ
▼dodaの公式サイトはこちら
▼関連記事(doda転職相談体験談)
dodaでの転職相談の感想 | エージェントの評判
5位 JACリクルートメント
JACリクルートメントは、司法修習生にはやや裏技的な人材紹介会社です。
リクルートエージェント、dodaとあわせて3大エージェントと言われることがある大手です。
高額年収レンジに強みがあり、求人件数も多く、エージェントのプッシュ力による高い採用決定率が魅力です。
特に、ここのエージェントは、リクルートエージェントやdodaといった大手と違い、企業の営業と応募者対応を同じ人が兼任でやっていることもあり、企業に採用を強く働きかけてくれます。
ここは法務専門ではなく、担当エージェントが司法修習生が何かよくわからない可能性があるのですが、たくましいエージェントが優良企業に修習生をうまくぶちこんでくれる可能性があります。
思わぬ優良企業の求人情報が得られるかもしれません。
JACリクルートメントに登録して得られる特徴的な利益
- JACだけの独占案件や高額案件に挑戦できる可能性を得られる
- JACコンサルタントのゴリ押しでの内定が他大手より期待できる
▼JACリクルートメントの公式サイトはこちら
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2 情報収集のために数多くのエージェントに会うべき
1社だけでなく、複数の就活エージェントに会うことを時間にゆとりのある司法修習生には特に勧めます。
私が司法修習生で就活エージェントを使うなら登録しまくります。
たくさん登録すればするほどよい情報が得られますし、無料です。
転職の場合だと働きながらになるので転職エージェントに会う時間が取れない人もたくさんいるのです。
エージェントに余裕で会えるのも暇な修習生の特権です。
たくさんのエージェントに会う理由は「情報収集」です。
次のような情報が手に入ります。
- どのような求人があるか
- 転職エージェントの人となり、相性
- 人材市場動向
- 将来のキャリアパス
本やネット、知り合いだけでなく、ぜひプロと会って話をしてみましょう。
比較してこそどこが良いのかがわかります。
転職エージェントとの話は、法律事務所志望の人にも役に立つと思いますよ。
タイトルのとおり、司法修習生が転職エージェントに会えば、就活を楽に効率よく無料ででき、上記のような有用な情報が手に入って、同期にちょっとした差をつけられるのです。近い将来に多くの人が転職を考えるようになるからです。
もっと多くの転職エージェントに会おう、と思う方は以下の一覧記事を参考になさってください。
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