弁護士ドットコムキャリアの評判を知りたい人向けの転職相談の体験談
自分の今の状況をわかった上で適切なキャリアアドバイスをしてくれる転職エージェントに相談したい。
こう願う弁護士・法務パーソンに弁護士ドットコムキャリアはおすすめです。
(2020年2月29日改訂)
1 弁護士ドットコムキャリアは法務転職専門エージェント
「人材紹介会社、転職エージェントが多すぎてわからん!いちいち調べてられるか!」という転職はじめのストレス。
「ひどい会社ばかり紹介しやがって!ぜんぜん私のことがわかってない!」という転職相談に言った後のストレス。
そんなストレスを回避するには、法務転職に詳しい専門エージェントに相談しにいくのが適切です。
弁護士ドットコムキャリアは、弁護士ドットコムが提供する弁護士・法務担当者のための転職支援・人材紹介サービスです。弁護士でなくてもOKです。
リクルート出身の方がヘッドを務めており、10人以上のスタッフを抱えているとのことですので、法務特化系の準大手の立ち位置の転職エージェントになると思います。
2 弁護士ドットコムキャリアはごり押しがなくよい相談の場になった
サイトから登録をして、担当者の方からメールが来ました。
こちらの職場の近くでも、弁護士ドットコムのオフィスでも、都合のよいところ、都合のよい日時で面談しましょう、というメールでした。
とても丁寧なメールでした。
ありがたく、自分の職場の近くで仕事の後に面談をさせてもらうことにしました。面談前には事前に私の職務経歴書を送りました。
(1) 「求人情報を調べる前になぜ転職したいのか考えるべきだ」と真剣にキャリアパスについてアドバイスしてくれた
「こういう求人がありますよ」
という話は少なかったです。こちらから頼めばもっと求人情報は教えてくれたと思います。
しかし、私が話したかったのは、どんな求人情報があるかではなく、今後インハウスローヤーとしてどうキャリアを築いていくか、です。
弁護士ドットコムの担当者の方は、私の意図に気づいてくださり、主な議題はそちらに移りました。私の考え方や現職場のメリット・デメリット、市場にあるポジションの状況等を含めて色々と話しました。
現職場への不満を理由とする転職についてのとてもよい忠告をもらいました。
「現職場の何が不満なのか。それをきちんと分析して、転職でそれが解消できるか考えるべきだ。それがわからないまま転職したら、転職先でまた同じ不満を持つことになる。」
これはなんとなく転職を考えていた私にはグサッときました。なんとなく分析していたからです。
組織を変えようと自分から動かずに不満だけ持って辞める。
これは転職先でも同じことが起きる可能性があります。
自分から管理職に働きかけることはできます。
……働きかけもしないで、ただ待っているだけで、いつしかあきらめて転職する。そんなことではまた同じことを繰り返すのではないでしょうか(ピョートル・フェリークス・グジバチ『Google流 疲れない働き方』(SBクリエイティブ、2018年3月))。
法務キャリアについて話せるエージェントはあまり多くありません。
弁護士や法務部員のおかれている状況に理解が足りないためです。
有能なエージェントでも知るには限界があると思います。しかし、それを知ろうとしながら仕事を進めているエージェントとそうでないエージェントには差があるのです。
(2) 弁護士ドットコムキャリアからはどこにも応募しなかったがその後も何度も相談させてもらった
弁護士ドットコムキャリアからは結局どこも応募しませんでした。
しかし、他の転職エージェントから応募した案件について色々相談しました。
「A社とB社どちらがいいと思いますか?」
「これからどのようなキャリアの歩み方があると思いますか?」
「C社という求人情報が来たのですが、何かご存じないですか?」
本当に正直ベースで色々相談にのっていただきました。
メールだけでなく、対面でも相談に乗ってもらえたのです。それも私の職場の近くに来ていただいて、コーヒーをごちそうになってしまいました。
3 よい法務転職エージェントを探す人に弁護士ドットコムキャリアはおすすめ
以下のような点を考慮すると、弁護士ドットコムキャリアはぜひ活用したいと思う転職エージェントです。
- キャリアパスについての話がきちんとできた
- リクルート出身の人材紹介業を知っている人を抱えている
- 弁護士ドットコムの1つのビジネスとして法務業界系を知っている会社の提供サービスである
▼ 相談は当然無料。丁寧にすぐに対応してもらえます。
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