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JACリクルートメントはハイクラス転職におすすめのエージェント | コロナ禍でも奮闘中

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JACリクルートメントは高年収・ハイクラス転職案件に強いエージェント

JACリクルートメントは、3大人材紹介会社の1つであり(他2つはリクルートとパーソルキャリア)、ミドルクラス・ハイクラス以上狙いの転職に強みを持つ老舗転職エージェントです。

(2020年8月12日改訂) 

1 JACリクルートメントはハイクラス転職にフォーカス

JACリクルートメントというと、英語、外資系、という説明がよく見受けられます。JACリクルートメント自身も英語転職、外資系、海外就職を強みとしてうたっているので、間違いではないと思います。

 

しかし、JACリクルートメントは、英語・外資系というよりも、特に30代、40代以上の管理職、専門職、ハイクラス転職に注力しており、そこに強みがあるというのが同社の特徴をとらえています。

 

実際、同社のサービスを活用すると届くのは外資系よりも国内系の会社の方が多い気がします。

 

なぜ強みがあるかというと、そこにフォーカスしているから、という答えになると思います。

JACリクルートメント社内では、全応募者の登録は受け付けるけれども、現年収600万円以上、若すぎない、といった社内での優先順位付けがなされているそうです。

 

他の大手ですと、若手から中堅以上まで幅広くやっているため、ハイクラス転職案件に注力しているJACに強みがあります。 

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2 JACリクルートメントはコロナ禍での転職でもハイクラス案件を獲得している

2020年8月11日、JACリクルートメントは、2020年1月~6月の決算を発表しました。

その中で、国内人材紹介事業の「採用決定人数」も公表しています。

 

(1) 2020年1月~6月の国内人材紹介事業売上は5.3%減

気になる売上は次のとおりです。

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4~6月は新型コロナウィルス感染症が猛威をふるった中、5.3%減少にとどまったのは貢献といえます。

ただ、この売上高が「いつ」の時点のものかは注意が必要です。

売上の計上時期です。

人材紹介事業においては、当社グループから求人先企業にご登録者を紹介し、就業開始をもって手数料を請求・売上計上しております。

(JACリクルートメント有価証券報告書2019年12月、12ページ)

 

就業開始(入社)時が、売上計上時なのです。

したがって、新型コロナウィルス感染症の影響はまだ限定的であり、7月以降に影響が本格的に出てくる可能性があります。

なぜか。

以下のように6月入社人材の募集は、遡って考えると数か月前に決定されたことだからです。

  • 6月 入社
  • 4月 内定
  • 2~3月 選考
  • 1~2月 応募
  • 2019年中に募集開始

新型コロナの影響で中途採用を差し控える動きがJACリクルートメントの売上計上に影響するのはまだ後かもしれません。

 

とはいえ売上を維持できているのは悪くありません。

 

(2) 採用決定人数は3.8%減

JACリクルートメントが人材紹介をして転職した(入社した)人の数は、2020年1月~6月期では対前年比で3.8%減です。

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6月は大きく減少しています。7月以降も減るかもしれません。

 

(3) JACリクルートメントによる転職案件の平均年収は811万円~946万円

前記(1)と(2)の数値から、2020年1月~6月期のJACリクルートメントが手掛けた国内人材紹介事業での転職案件の平均年収は以下の通りと計算できます。

  811万円~946万円

 

なぜこう計算できるのか説明します。

 

① 採用決定者1人当たりの売上は283万9387円

売上高が120億3900万円。

採用決定人数が4240人。

 

売上高÷採用決定人数=1人当たりの売上高

 

120億3900万円÷4240人=283万9387円/人

 

② 人材紹介事業者は紹介人材の年収の30%~35%くらいを報酬として受け取っている

これは公表されていないですが、転職エージェントの手数料はこんなものとされています。私は、現に契約書でこの数字が書かれているのを見たことがあります。

 

③ 1人当たりの売上高から手数料率を割り戻して年収を推計すると946万4623円/811万2534円

JACリクルートメントが応募者1人を紹介すると、平均で、283万9387円の手数料を採用企業に請求します。

 

この手数料率が30%であった場合、この応募者の年収は一体いくらでしょうか?

簡単な数学で算出できます。

 

(手数料率30%の場合)

応募者の年収X円 × 30% = 283万9387円

応募者の年収X円 × 30% ÷ 30% = 283万9387円 ÷ 30%

応募者の年収X円 = 283万9387円 ÷ 30%

応募者の年収X円 = 9,464,623円

 

上の計算式は順に計算を示しましたが、要は283万9387円を30%で割り戻せばいいのです。

では、JACリクルートメントの手数料率が35%であった場合はどうでしょうか。

 

(手数料率35%の場合)

応募者の年収X円 × 35% = 283万9387円

応募者の年収X円 × 35% ÷ 35% = 283万9387円 ÷ 35%

応募者の年収X円 = 283万9387円 ÷ 35%

応募者の年収X円 = 8,112,534円

 

実際には、JACリクルートメントは、一律に30%や35%と設定しておらず、顧客企業ごとに手数料率は交渉によって違う数値を設定している可能性があります。

 

そのため、幅をもって推計すると、811万2534円~946万4623円がJACリクルートメントが手掛けた転職案件の年収となります。

 

これは大手で4240人も手掛けた転職エージェントとしてはかなり高い年収だと思います。

 

ハイクラス案件を得意にしているというのが数字に表れています。

 

3 JACリクルートメントは書類通過、面接突破を強力に後押ししてくれる「両面型」サービス

この「両面型」もJACリクルートメントの大きな特徴です。

 

このスタイルをとるJACリクルートメントは、公表はしていないものの、他社大手転職エージェントよりも書類通過率、面接突破率は間違いなく高いという自信があるそうです。

 

JACリクルートメントは、企業への営業をする人と、応募者とのやりとりをする人が同じ人なのです。これは小規模転職エージェントが不可避的に取っているスタイルです。

 

他の大手転職エージェントは、この方式をとっておらず、「分業型」をとっています。企業に営業する人と、応募者とやりとりをする人が別です。

 

このスタイルで通過率に差が出るのです。同じ担当者が企業と応募者双方のことを知っていれば、どこがどうこの応募者がその企業に合うのかを説明することができます。また、面接後に素早く応募先企業に後押しコメントができます。

 

こうした細かいことができるのは大きいのです。それはJACリクルートメントが強みとして実感していることのはずです。相談している転職エージェント担当者が、きちんと応募先とのパイプを持って話ができるというのは大きなメリットです。本当に大きいと思います。特にハイクラスポジションでは。

 

JACリクルートメントからは、色々なエージェントからメールでわらわらと連絡がきます。統一感がなく、一人の担当者に相談したい、という人にはやや不向きかもしれません。ただ、JACリクルートメントにも1人の担当は付きますので、他大手とそれほど遜色があるわけではありません。

 

▶ JACリクルートメント

 

 

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4 JACリクルートメントの会社情報

(1) 概要

JACリクルートメント社長のメッセージが概要をよく伝えてくれます。

ジェイ エイ シー リクルートメントは、ミドル・シニアのポジションを中心とした、各分野の専門職やマネージメント職から経営幹部層までの人材を紹介する人材紹介事業を展開し、多くの実績を誇る東証一部上場企業です。

 

1975年にイギリスで創業し、日本法人を1988年に設立。

 

当社はこれまで、イギリスとアジア各国に拠点を持つJAC Recruitment Asia Ltd(以下JRA)と提携会社の関係でしたが、2018年3月に当社がJRAを連結子会社化したことで、世界10ヵ国で日系企業、外資系企業、各国のローカル企業などに対し人材紹介事業を幅広く展開する体制を整えました。

 

(2) JACリクルートメントの基本情報

商号:株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント

本社所在地: 東京都千代田区神田神保町1-105番地 神保町三井ビルディング14階

設立: 1988年3月7日

 

(3) 創業経緯、社名の由来、株主ー田崎家の会社

JACリクルートメントは、れっきとした日本企業であり、外資系企業ではありません。田崎さんの会社、というのが認識として一番的を得ています。以下説明します。

 

1975年、英国に居住する日本人向けサービスの充実を目的として、ロンドンに誕生したのがJAC(Japan Agency & Consultancy)です。社名のJACには、現地で活躍する日本(Japan)の方の代理人(Agency)、相談相手(Consultancy)としてお役に立ちたいという想いが込められています。 その後、JACはシンガポールをはじめとする海外地域において人材紹介事業を行う会社を設立し、現在では世界10ヶ国に広がるグループ(以下「JAC Recruitment Group」)でサービスを提供しています。

 

これがJACリクルートメントのウェブサイト上の説明です。

有価証券報告書だと以下のとおりもう少し突っ込んだ説明が書いてあります。

 

当社取締役最高顧問田崎忠良は、英国において現地日系企業への人材紹介及び日系人のための日本食品販売等を目的として、昭和49年11月にT.TAZAKI&Co Ltdを設立しました。その後、不動産斡旋事業、不動産ローン仲介等の金融事業、シンガポールを始めとする海外地域において人材紹介事業を行う会社(以下「JAC Recruitment Group」という。)を設立し、現在では世界10ヶ国で事業を展開する事業会社グループ(以下、「田崎グループ」という。)を形成しています。

 

これら2つの説明を統合すると、JACリクルートメントの源流は、1975年に田崎さんがイギリスではじめたJACにあるようです。

 

日本のJACリクルートメントはいつ設立されたのでしょうか。

まずはウェブサイトの説明を見てみます。

当社は、JAC Recruitment Groupの事業会社の一つとして、日本において人材紹介事業を運営することを目的とし、1988年3月に設立されました。

 

 

有価証券報告書にはもう少し詳しい説明があります。

当社は、JAC Recruitment Groupとして、また田崎グループの事業会社の一つとして、日本において人材紹介事業を行うことを目的とし、昭和63年3月に設立されました。

 

もともと田崎さんの会社だったということです。現在はどうなっているのでしょうか。これも有価証券報告書をみてみましょう。

 

現在、田崎グループ各社では、その殆どにおいて当社取締役最高顧問田崎忠良及び取締役会長田崎ひろみが議決権の過半数を実質的に保有しておりますが、当社グループと田崎グループ各社との間に直接の資本関係はありません。

 

東証一部上場企業ですが、田崎家がオーナー株主であるのは変わっていないようです。

大株主も次のとおりです。

 

田崎 忠良                            20.60%
田崎 ひろみ           17.39%
公益財団法人Tazaki財団   12.11%

 

オーナー企業だからおかしいとか変だということはありません。上場企業でもこうした企業はたくさんあります。

 

(4) 過去の業績概要は絶好調右肩上がり

JACリクルートメントの売上の過去5年の推移は以下のとおりです。いずれも「約〇〇円」です。

MS-Japanに比べると売上がかなり大きいです。さすが3大人材紹介会社です。

 

  • 2013年:71億7900万円
  • 2014年:92億7900万円
  • 2015年:112億円
  • 2016年:138億3800万円
  • 2017年:160億4400万円
  • 2018年:181億1600万円
  • 2019年:202億9400万円

 

*比較(MS-Japan)

  • 2014年:12億6000万円
  • 2015年:16億円
  • 2016年:20億円
  • 2017年:24億6000万円
  • 2018年:31億1000万円 

 

(5) JACリクルートメントの得意とする業界

電気・機械・化学業界 59億円(37.6%)
消費財・サービス業界 40億6700万円(25.9%)
メディカル・医療業界 24億1700万円(15.4%)
IT・通信業界    19億9800万円(12.7%)
金融業界       13億500万円(8.3%)
人材紹介事業    計157億円(100%)

 

高額案件が得意、というので金融業界が多いのかな、と思っていたのですが、実は手堅い業界でしっかりと売上を上げているようです。

JACリクルートメントの説明では、「ヘルスケア業界には圧倒的強みを持っている」とのことです。

 

(6) JACリクルートメントで働いている人

2019年12月期の有価証券報告書 によると、従業員は953名です。

 

従業員の平均年齢は、34.1歳。やや若い組織です。

平均勤続年数は、4.1年です。短いです。

平均年間給与は、837.0万円。高いです。

 

3大転職エージェントの1つではありますが、リクルートエージェントやdodaとは違った持ち味のある転職エージェントだと思いますので、大手ながらも異なった趣向の転職エージェントに依頼するという観点でJACリクルートメントはよい相談先になると思います。

 

JACリクルートメント

 

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