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エゴンゼンダーにキャリア相談の面談に行ってきました

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エゴンゼンダーから声がかかったので転職についての面談に行ってきた

転職しようかなあと考えていた際に、世界的な企業統治・経営人材コンサルティング・ファーム/エグゼクティブ・サーチのエゴンゼンダーにキャリア相談の面談に行ってきました。

その体験談です。

(2021年3月30日改訂)

1 エゴンゼンダーとは

最初にコンサルタントの人がエゴンゼンダーが何たるかを教えてくれました。

エゴンゼンダーは、5大ファームと言われるエグゼクティブ・サーチの一つです。

 

たぶん5大はこれ。

  • コーンフェリー・インターナショナル
  • ハイドリック・アンド・ストラグルズ
  • スペンサースチュアート
  • ラッセル・レイノルズ・アソシエイツ
  • エゴンゼンダーインターナショナル

 

エゴンゼンダーは、「エグゼクティブサーチファームとは【リテイナーヘッドハンター】」でも紹介した会社の一つであり、ヘッドハンティング業界のトップグループに君臨しています。 

www.career-rule.com

  

ただ、ヘッドハンティングばかりをやっているわけではありません。

以下のようなコンサルティング業務をやっています。 

  • リーダーシップ・ソリューション
  • 経営人材の評価・育成
  • ファミリービジネス・アドバイザリー
  • ダイバーシティ&インクルージョン
  • エグゼクティブサーチ
  • 企業統治アドバイザリー
  • CEOアドバイザリー

 

私が面談のときに教えてもらったのは、会社のCEO後継の選定業務です。

 

次のCEOを誰にするか。

 

会社内の幹部を評価し、候補者を絞る。

 

たとえば、東川常務は〇〇が強いが、△△が弱い。他方で、カーンCFOは、ここがよくてあれが悪い等々。

 

そして、それぞれの伸びしろがどれくらいあるかや、どうやって候補者をCEOレベルに引き上げるかを考え、必要な経験やトレーニングを積ませたりするよう提言するんだそうです。

 

会社のトップクラス人事コンサルティングサービスですね。

 

そして、会社内部に適任者がいないと判断したら、外部から選定する。この際に手段としてヘッドハンティングをすることになるんだそうです。これこそがエグゼクティブサーチです。

 

エゴンゼンダーが他の5大ファームと違う点を教えてくれました。

 

他のファームは、会社の人事コンサルやヘッドハンティング等の機能別に分業をしているが、エゴンゼンダーは1人のコンサルタントがすべてのサービスを担当顧客ごとに一気通貫で担当するスタイルを取っているそうです。

 

他のエグゼクティブサーチであるハイドリック&ストラグルズとの転職相談面接の体験談もあります。

www.career-rule.com

 

2 エゴンゼンダーで教えてもらった20代、30代、40代、50代の経験・キャリアの積み方(VSOP)

「20代、30代、40代、50代は、"VSOP"で経験・キャリアを積むとよい」と教えてもらいました。

 

20代はVitality。多様な経験を積むべき。

30代はSpeciality。専門性を身につけるべき。

40代はOriginality。自分だけにしかない強みを身につけるべき。

50代はPersonality。人柄、人格、個性を確立するべき。

 

なかなか難しいですね。

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「能力があればトップにはなれる。しかし、あなたをそこに留まらせるものは人格だ」

"Ability will get you to the top, but it takes character to keep you there."

ーアブラハム・リンカーン

キャリアの後半でハイポジションを維持するには「本物」ではなければだめなんですね。

50代になってから「そろそろ人格を磨くか」なんて考えても遅いです。早い段階から将来自分がどうあるべきかを考えないといけません。

やはりなるべくキャリアの早いうちから稼ぐサラリーマンとして年収アップするには勉強すべきです。

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3 専門性、オリジナリティは掛け算で身につけよ

ある著名事務所の創成期メンバーのシニアな弁護士から聞いた話です。エゴンゼンダーの話は似たような話でしたが、その弁護士の話の方がわかりやすかった。

 

3つの専門性を持て。

 

なぜなら、1つの専門だけだとトップクラスになるのに20年かかる。

 

それに比較して、トップ20%に入るのなら、そこまで時間はかからない。

トップ20%に入ることのできる領域を3つ持ちなさい、というのがその大弁護士のアドバイスです。

 

上位20%に入ることのできる領域を3つ持つ人は、20%×20%×20%=0.8%しかいない。

掛け合わせで上位0.8%の人になることができる、というのです。

 

そしてポイントは、その3つの掛け合わせです。全く別の領域ではだめだが、近すぎてもダメ。絶妙なポジショニングが問われます。

 

そのレジェンド弁護士が例に挙げてくれた知り合いの弁護士は、独占禁止法と知財と国際法だと言っていました。絶妙な組み合わせで、しかもほぼ競合がいない、独占だと言っていました。

 

エゴンゼンダーのコンサルタントも、自分の経歴の組み合わせはこうだ、と語ってくれました。

 

大企業無能サラリーマンの傲慢 | なぜ気づかないのか」に書いたように、ただある組織の「○○部」とか「▲▲課」に所属しているから、その部署の専門家になれると思ってはいけません。それは誤解です。

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「法務部」にいるからといってそれだけで「法務の専門家」であるわけではありません。

専門化は単に、違う人が違うことをしている―そして、二人の人が同じ時間に同じ場所で同じことを行なうのは物理的に不可能であるため二人の人はつねに違うことをしている―ことを意味するにすぎない。

(ハーバート・A・サイモン『新版 経営行動―経営組織における意思決定過程の研究』(ダイヤモンド社、2009年7月)45ページ)

 

4 経営者になるために必要な6つの経験 by エゴンゼンダー

エゴンゼンダーの分析による経営者になるために必要な経験は次の6つだ、と教えてもらいました。 

  1. 大組織の指揮
  2. 損益管理
  3. 複数の事業や地域の統括
  4. 全社職能組織の運営
  5. 新規事業の立ち上げ
  6. リストラクチャリングの指揮

 

「やばい、どれも経験ない。というか、今後も経験できそうにない。。」と率直に思いました。

 

そんなあなた(私)におすすめの、経営者になるための経験の積み方を次の項目で教えましょう。

 

5 経営者になるための経験を積めるのはベンチャー企業

EG:にゃんがーさんはこうした経験をこれまでつめてないかもしれない。でも、今からでも転職でこうした経験を積んで経営者になることができるんです。

 

NG:どうしたらいいんですか?

 

EG:ベンチャー企業です。

 

NG:ベンチャー企業、ですか?

 

EG:そうです。ベンチャー企業なら、これらの経験が複数一気に積むことができます。

 

NG:でも、ベンチャー企業って、色々無名企業から求人情報来ますけど、それでいいんですか?

 

EG:無名ベンチャー企業に行っちゃだめです。20年前のグーグルみたいなところを狙うんです。たとえば、・・・。

 

そういって、3社ほど有望ベンチャー企業をリストアップしてくれました。

「無名ベンチャー企業に行っちゃだめだ。有名ベンチャー企業じゃないといけない」というとても現実的な指摘です。

「とりあえずベンチャー企業に行けば明るい未来が待っている」というわけではありません。

ベンチャー転職で失敗も後悔もしないための注意点 - 転職キャリアルール

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また、「自分が成長したいので成長業界に行きたいです」という発想も注意が必要です。

それについては「転職で成長産業を狙うことの罠 | 誰もがひっかかる」で書きました。

www.career-rule.com

 

なお、エゴンゼンダーで紹介されたベンチャー企業は、いわゆる成長業界に属する会社ではありませんでした。

「そんな業界?!」と思うような業界でした。

 

そんな将来を見据えたベンチャー企業のための転職サイト

Graspy(グラスピー)

 

3年後の「CxO」や「会社幹部候補」を目指す意欲的な20~30代前半をターゲットとした転職サイトです。

 

ベンチャー企業・幹部候補専門転職サイトは珍しいですね。初めて見ました。

 

経営幹部転職に強みがあるとうたう別のサービスとしてハイクラス転職サイト「転機」があります。

こちらは若手も対象ではありますが、40~50代といったややシニアなハイクラス転職に強みがあるようです。

 

▼公式サイト(無料登録)

Graspy(グラスピー)

 

ハイクラス転職サイト「転機」

 

6 ロバート・キーガンの免疫マップを用いたコーチング

面談のなかで、コーチングの話をしました。

なぜ人は、変えたいと自ら望む行動様式を変えられないのか。

この問題について、エゴンゼンダーではハーバード大学教授のロバート・キーガンの提唱する"Immunity to Change"(変化への免疫)という考え方を使ってコーチングを実践しているそうです。

なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践

なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践

この本にその理論について書かれています。

これは読みましたが、興味深い内容です。

本気「自分は変わりたい!」「自分のこんなところを変えたい!」と思ったときにはこの本のとおりにやるのはいいのではないかと思いました。

 

2020年1月7日の東洋経済オンラインでは、エゴンゼンダー東京代表の丸山さんとロバート・キーガン教授の対話記事が読めます。

toyokeizai.net

 

この記事では、Immunity to Change(ITC)について以下の通り説明されていました。

ITCとは、一言でいえば、「無意識に抱える固定観念を言語化し、取り払うことで、根本から行動を変えるアプローチ」です。繰り返し用いることで、内面に深く働きかけ、知性の発達をも促すことができる強力な手法です。

丸山さんは、「日本で一番最初にITCのコーチング資格を取得」したのだそうです。

 

7 エゴンゼンダーはエグゼクティブ感が漂っていた

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丸の内の一等地のビルにオフィスを構え、5名か10名くらいのコンサルタントは各自個室を与えられています。秘書もついています。

 

コンサルタントはマッキンゼー出身とか著名海外MBA持ちとかしかいません。

 

エグゼクティブ・サーチの報酬の説明も普通じゃありません。面談したコンサルの説明はこうです。

「ウチと普通の転職エージェントは報酬体系が違います。たとえば、にゃんがーさんをある企業に給料年収5000万円でプレースしたとします。一般のエージェントだとそのうちの3割を報酬として取ったりするけど、ウチは定額のリテイナーフィーをその企業からもらってるからそうじゃない。だから、企業にその人を押し付けようとは思わないわけです。」

 

具体例の年収が5000万円て、一般転職エージェントと1桁違ってますね。

本ブログでは「JACリクルートメントはハイクラス転職におすすめのエージェント」と紹介したりしてきますが、さすがに5000万円案件は見たことがありません。

www.career-rule.com

 

ただ、エゴンゼンダーでもそうそうはないと思います。

 

8 エゴンゼンダー等のエグゼクティブ・サーチに声をかけてもらうには

エゴンゼンダー含めてエグゼクティブ・サーチは、実は直接登録ができます。ただ、日本語のサイトではなくグローバル のサイトから全部英語でやらないといけなかったりしますが、けっこう登録できます。

 

エグゼクティブ・サーチは、普通の転職エージェントと違って、声がかかるかどうかは向こう次第な面があります。

 

エゴンゼンダーからは声がかかりましたが、他からは声がかかるかわかりません。  

 

エゴンゼンダー以外の他のエグゼクティブ・サーチであれば、ビズリーチに登録していて声がかかったことがあります。

私は2社のエグゼクティブサーチからビズリーチ上でメッセージを受けとりました。

エグゼクティブ・サーチに声をかけられたい、面談したい、という人はビズリーチに登録すれば可能性があります。

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ビズリーチのポイント

  • 登録は無料
  • エグゼクティブサーチ含めたくさんの転職エージェントから声がかかって効率的
  • 高額案件を見つけやすい 

ビズリーチエグゼクティブ転職

 

 

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