私は複数回転職するにあたり、40人以上の転職エージェントと面談しています。
それだけたくさんの転職エージェントを見つけて話すのは、かなり大変です。
その点、ビズリーチは多くの転職エージェント、ヘッドハンター、企業と出会える便利なサービスです。
こちらから必死に探し回らなくても、転職エージェントや企業側から声をかけてきてくれます。
結論からいうと、ビズリーチは「今すぐ転職したい人」だけでなく、「自分の市場価値を知りたい人」「どんな企業やヘッドハンターから声がかかるか見たい人」に向いています。
特に、ハイクラス転職、高年収転職、外資、管理職、専門職、エグゼクティブサーチとの接点を狙う人には相性がいいです。
ただし、ビズリーチに届くスカウトを全部真に受ける必要はありません。良いスカウトもあれば、雑なスカウトもあります。
この記事では、私が実際にビズリーチを使って、どんなスカウトが来たのか、企業から直接声がかかったのか、エグゼクティブサーチファームから連絡が来たのかを体験談ベースで書きます。
※この記事には広告リンクが含まれます。ただし、ビズリーチを無条件にすすめる記事ではなく、実際に使って感じたメリット・注意点を含めて解説します。
結論:ビズリーチはスカウトを見て市場価値を確認するのに使える
ビズリーチは、転職エージェントではありません。
転職希望者と、企業・ヘッドハンター・転職エージェントをつなぐスカウト型の転職サイトです。
登録すると、職務経歴を見た企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。
私の場合、登録後最初の1か月で50件くらい連絡が来ました。
もちろん全部が良いスカウトではありません。
しかし、自分が転職市場でどう見られるか、どんな求人やヘッドハンターから声がかかるかを知るにはかなり便利です。
今すぐ転職する気がなくても、自分に届くスカウトや市場価値を確認したい人は、まずビズリーチで求人の反応を見てください。
ビズリーチを使って分かったこと
実際に使って分かったことを先にまとめると、以下です。
| 項目 | 実感 | 注意点 |
|---|---|---|
| 登録後のスカウト数 | 最初の1か月で50件くらい来た | 全部が良いスカウトではない |
| 効率性 | 転職エージェント探しの手間が減る | 返信する相手は選ぶべき |
| 企業直接スカウト | 企業から面接確約の連絡が来た | 内容は必ず確認する |
| エグゼクティブサーチ | 有名ファームから声がかかった | 誰にでも来るわけではない |
| 有料サービス | 本格的に使うなら便利だった | 自動更新・料金は要確認 |
| 無料利用 | まず無料で様子見できる | 機能制限は確認する |
この記事でわかること
- ビズリーチがどんなサービスか
- 登録後1か月でどれくらいスカウトが来たか
- ビズリーチを使うと何が効率的なのか
- 企業から直接スカウトが来た体験談
- エグゼクティブサーチファームから声がかかった体験談
- 有料サービスの注意点
- 無料サービスだけで使えるか
- 登録前に読んでおく関連記事
1 ビズリーチは効率よく転職エージェントとマッチングしてくれるサービス
ビズリーチは「転職エージェント」と紹介されていることも多く見られますが、転職エージェントではありません。
ビズリーチは、転職希望者と企業・転職エージェント・ヘッドハンターをつなげる転職サイトです。
ビズリーチには、多数の転職エージェントやヘッドハンターが登録しています。
そして、転職・就職希望者がビズリーチに登録すると、経歴や実績を見た転職エージェント、ヘッドハンター、企業がコンタクトを取ってきます。
コンタクトをとる、といっても、ビズリーチ内のマイページ上でメッセージが来る形です。いきなり電話が鳴りまくるようなものではありません。
この「向こうから声をかけてくる」という仕組みが、ビズリーチの一番分かりやすいメリットです。
自分で転職エージェントを探し、問い合わせ、面談し、合うかどうか見極めるのは大変です。
ビズリーチを使うと、向こうから連絡が来るので、こちらは良さそうな相手を選べばよい。
これはかなり楽です。
ビズリーチの仕組みを詳しく知りたい人は、以下の記事も読んでください。
2 ビズリーチの利用メリット
ビズリーチに登録すると、どんな良いことがあるのか。
私が実際に使って感じたメリットを書きます。
(1) 登録後最初の1か月で50人くらいのエージェント・会社から連絡が来て「自分は市場価値が高いかも」と思える
ビズリーチに登録したところ、たくさん転職エージェントから連絡がきました。
最初の1か月で50件くらい連絡を受けました。
- 「経歴を拝見いたしました。一度面談させてください。」
- 「貴殿のご略歴、職務内容に非常に高い関心を持たせて頂いております。」
- 「キャリアを拝読しまして、大変興味ございます。」
- 「早速ですが、登録なさっているレジュメを拝見致しました。貴殿に相応しいと思われる求人がございます。」
- 「ご紹介したい案件があります。」
- 「〇〇社を紹介します。」
- 「このたび貴殿のご経歴を拝見いたしまして、ご一考いただきたい案件がございましたため、ご連絡差し上げました。」
- 「お世話になります。突然のメール失礼いたします。ご経歴を拝見し、是非一度お話をさせていただきたいポジションがあり、本日はメールをさせて頂きました。」
などなど、色々きます。
「あなたの経歴は素晴らしい!」と褒めたたえるのから開始するものもあれば、いきなり「このポジションはどうですか?」と単刀直入にメッセージで書いてくるものもあります。
会ったこともない人が、営業目的のためにメッセージを送ってきます。
したがって、応募者に嫌われないように好意的な内容のものばかりが来ます。
そうしたメッセージを受け取ると、「自分は転職市場で価値があるんだなあ」「いいところに転職できる可能性がありそうだ」と希望的観測を持つようになりました。
現職場が嫌だと、ビズリーチのメールを受け取ってちょっといい気になれます。
今年収750万円の人が1500万円クラスの転職情報を受けとっただけで、「私は1500万プレーヤー」なんていう心持ちになってしまうようなものです。
もちろん、スカウトが来たからといって、その年収で転職できるとは限りません。
でも、少なくとも外の市場からどう見られるかを知るきっかけにはなります。
今すぐ転職するか決めていない人でも、自分にどんなスカウトが来るか確認する価値はあります。
自分に届くスカウトを確認したい人は、ビズリーチで市場価値を見てください。
(2) ビズリーチは効率がいい
ビズリーチでは、自分から動かなくてもたくさん転職エージェントから連絡が来るため、効率がいいです。
こちらは気に入ったエージェントを選べばいいのです。
これは実に理にかなったエージェントの選び方です。
過去記事「複数の転職エージェントに会って比較しよう」で提案したことが実現しやすい。
私は一部の転職エージェントにだけ返信をして、残りは何もせずです。
届いたスカウトを全部処理しようとすると疲れます。
ビズリーチは、届いたスカウト全部に返信するサービスではありません。
良さそうなスカウトだけ選ぶサービスです。
スカウトに返信すべきか迷う人は、以下の記事で判断基準を整理しています。
(3) いろいろなエージェントを知れてやりとりが出来たのはよかった
これはビズリーチならではの良かった点です。
いいエージェントを自分で探そうと思っても限界があります。ビズリーチを使えば、思わぬエージェントと巡り合えます。
その中には、長年連絡をとりあうようになったエージェントの方もいます。
だめなエージェントもたくさんいます。
応募者がどういう人かわからずにとりあえず求人情報を出してる会社名で釣るエージェントは、やり方としていまいちだなあ、と思います。
しかし、そういう情報は「すぐ優良企業に転職できる!」という魅力があるため、ついよい情報に映ってしまいます。エージェントもそう受け取ってもらえるのを考えているのでしょう。
実際、面談とかよりもさっさと応募したい人もたくさんいると思います。
私も「これは超いい求人じゃないか!」と思ってすぐにエージェントに連絡をとったことがあります。それに対するエージェントからの回答は次のようにつれないものでした。
「申し訳ございません。候補者様のご経歴ではクライアント企業の求める条件を満たしておりません。」
そんならスカウトメール送ってくるな!!
こんなやりとりがビズリーチを使えばできます。
これは悪い意味だけではありません。
外の市場で自分がどう評価されるのか、どこまでなら通用しそうなのか、どんな相手は雑なのか。そういうことが分かります。
ヘッドハンターを信用していいか不安な人は、以下の記事も読んでください。
ビズリーチのヘッドハンターは信用できる?怪しいスカウトの見分け方を見る
3 ビズリーチで面談確約の勧誘 by アディダス 体験談
ビズリーチに登録したところ、アディダスの人事の人から「書類選考免除」で「面接からの開始」にするので応募しないか?と連絡が来たことがあります。
以下がそのメッセージ。
件名:[面接確約]/ご応募お待ちしております。 〇〇株式会社さんでのご経験に惹かれました、ぜひ、ご検討いただけますと幸いです。
にゃんがー様
突然のご連絡、大変失礼いたします。adidas Japan Talent Acquisition [役職名]の[氏名]と申します。
〇〇株式会社さんでのご経験を拝見し、ご活躍いただける可能性が高いと思い、お声がけをさせていただきました。
ご志向やスキルを踏まえ、現在お送りしている求人票のポジション以外でも、幅広く検討させていただきます。
よろしければ、一度お時間をいただけますと幸いです。
当社は、「through sport, we have the power to change lives~スポーツを通して、私たちには人々の人生を変える力がある」というCore Belief=中核的信念のもと成長を続けております。
特に2020年に向けてフットボールの日本代表の活躍だけでなく、ラグビーをはじめグローバルなスポーツイベントを日本で開催するなどの盛り上がりの中スポーツ業界が注目され売り上げを年々伸ばしております。
一方でまだまだビジネスとしての伸びしろがあり、adidasがもう一段上の成長を目指すために、中核となる人材が必要です。
2020年に向けたStrategy: Creating the Newはこちらをご覧ください
https://goo.gl/EBdR3Z
また、弊社の最近のニュースについてはこちらをご覧ください
http://news.adidas.com/JP
にゃんがー様におかれましては書類選考を免除とさせて頂き、面接からの開始とさせていただきます。
また、面接の場でもご質問のお時間を設けておりますので、少しでも前向きにお考えいただけるようでしたら、職務経歴書を添付の上、是非ご応募ください。
初回面接は30分程度を予定しております。お電話でも構いませんし、もしご都合が合えば、当社オフィスにて実施させていただければと思います。
ご希望にあわせて、お時間の調整をさせていただいております。
ご返信を心より楽しみにしております。
声がかかるのはうれしいものです。
ビズリーチでは、多くの転職エージェントから声がかかります。それだけではなく、このように企業が直接候補者に声をかけることもあります。
企業によっては、転職エージェントを経由しないとしているところもあります。転職エージェント経由では絶対に入れない企業もあるのです。ビズリーチはそうした企業も一部狙えそうです。
転職エージェントと企業からの打診を待つには、ビズリーチは使えるんだなあと実感した事件でした。
企業から直接声がかかる可能性を見たい人にも、ビズリーチは向いています。
4 ビズリーチでエグゼクティブサーチファームから声がかかった
ビズリーチを使って「おお!」と思ったのは、エグゼクティブサーチファームから声がかかったことです。
エグゼクティブサーチファームとは何ぞや?
人材紹介業界の最高峰の会社で、スーパーヘッドハンターとでも言うべき存在です。
エグゼクティブサーチファームとは【リテイナーヘッドハンター】

上記の記事で紹介しているいくつかのエグゼクティブサーチファームのうち、2社からビズリーチ上で声がかかりました。
1社については体験談を書きました。ハイドリック&ストラグルズとの転職相談面接の体験談

エグゼクティブサーチファームのウェブサイトは基本的に応募者から登録するところがありません。
私はグローバルの英語サイトから登録にいくつか挑戦してみましたが、ほぼ反応なしです。
エグゼクティブサーチファームからは、声がかかるのを待つしかないのです。
ビズリーチはその声かけの場になっている。
これはハイクラス転職を狙う人にはたまりません。
もちろん、ビズリーチに登録すれば誰でもエグゼクティブサーチファームから声がかかるわけではありません。
しかし、登録していなければ、そもそも見つけてもらえない可能性があります。
ハイクラス転職やエグゼクティブサーチからの接点を狙う人は、ビズリーチでスカウトを待つ価値があります。
エグゼクティブサーチやハイクラス求人から声がかかる可能性を見たい人は、ビズリーチでスカウトを確認してください。
5 ビズリーチのデメリット・注意点|有料サービスと自動更新には注意
ビズリーチの注意点は、使い方によっては有料サービスを使いたくなることです。
また、一度有料会員になった後には自動更新に注意です。
転職エージェントから連絡を受けて色々みていると、「これはいい」と思えるものが出てきました。
そうすると、そのエージェントにビズリーチのマイページ上で返信をして具体的な話を聞きたくなりました。
それをするには有料サービスに申し込むしかありません。私は申込みました。
有料サービスを使ってみてどうだったか?
エージェントと連絡をとれるのは効率性の面で考えるとかなりいいです。
最初のうちは無料サービスでよかったのですが、転職活動を本格的にやるぞ!となると有料サービスにどうしても進みたくなりました。
実際それでよかったと思います。
ただ、自動更新には注意です。
私が有料サービスを使った当時、申し込む時には「〇〇か月◇◇円」という表記であったので、その期間が切れればサービスは自動で終わると思っていました。
しかし違うのです。有料サービスは自動更新されるのです。
私が有料サービスを登録したメールには以下のとおり書かれていました。
ビズリーチでは会員様の機会損失にならないように、
有料サービス期間が終了すると自動的に購入時のコースに応じて
有料サービス期間が延長され、 料金が課金されます。
この自動更新は明示的に説明されていませんでした。「〇〇か月◇◇円」だけ見ていたのです。
そのため、ビズリーチを使わなくなってからも、転職完了後も延々としばらくビズリーチ有料サービスのお金を支払っていたのです。
自動更新には気をつけましょう。
現在の料金、機能、更新条件は変わっている可能性があります。登録・有料プラン利用の前に、必ずビズリーチ上の最新表示を確認してください。
ビズリーチは便利ですが、何も考えずに課金するサービスではありません。
まず無料で登録し、どんなスカウトが来るか見てから、本格利用を考えるくらいで十分です。
6 ビズリーチは無料サービスだけ使うこともできる
ビズリーチに登録すれば、たくさんのエージェントから情報が寄せられ、効率がよいのは間違いがありません。
まず登録する。ではその後はどうするのか?
私が使った当時は、次のような使い方をしていました。
- 有料サービスに移行してビズリーチのマイページ上でエージェントとやりとりする
- 無料サービスのままとして、転職エージェントに個別に連絡をとってやりとりする
私は上記の両方を使いました。
様子見の人は、まず無料で使えばよいと思います。なにしろ0円。
ただし、無料で使える範囲や返信できる範囲は、時期によって変わる可能性があります。
まずは登録して、どのようなスカウトが届くのか、自分の経歴がどう見られるのかを確認するのが現実的です。
職務経歴書をどう書けばよいか不安な人は、以下の記事も読んでください。
ビズリーチの職務経歴書はどこまで書く?会社にばれにくい書き方を見る
会社にばれる不安がある人は、以下の記事で設定を確認してください。
無料で登録し、自分に届くスカウトを確認したい人は、ビズリーチで求人の反応を見てください。
7 ビズリーチ登録前に読んでおく記事
ビズリーチは便利ですが、登録前に不安が出やすいサービスでもあります。
以下の記事を読んでおくと、登録後に迷いにくくなります。
- ビズリーチは会社にばれる?勤務先にバレない設定を見る
- ビズリーチのスカウト返信判断を見る
- ビズリーチのヘッドハンターの見分け方を見る
- ビズリーチの職務経歴書の書き方を見る
- ビズリーチのうまい使い方を見る
- ビズリーチのビジネスモデルを見る
8 ビズリーチ体験談のまとめ
転職エージェント巡りの時間を減らすために、ビズリーチは有用な手段です。
私もそうしますし、知り合いにもすすめます。
エグゼクティブサーチファームとの遭遇可能性も含め、登録によってハイクラス転職の可能性を高めてくれます。

ビズリーチのポイント
- 登録してスカウトを見るだけでも市場価値の確認になる
- エグゼクティブサーチを含めた転職エージェント・ヘッドハンターから声がかかる可能性がある
- 企業から直接スカウトが来ることもある
- 高年収・ハイクラス寄りの求人を見つけやすい
- ただし、スカウトを全部信用する必要はない
- 有料サービスを使う場合は料金・自動更新に注意する
ビズリーチは、転職エージェントに人生相談をするサービスではありません。
企業やヘッドハンターからの反応を見て、自分の市場価値を確認するサービスです。
スカウトが来ればいい気分にもなりますし、現実を知ることもあります。
雑なスカウトも来ます。
でも、それも含めて転職市場の反応です。
今すぐ転職する気がなくても、自分にどんな企業やヘッドハンターから声がかかるか確認したい人は、ビズリーチでスカウトを見てください。
自分の市場価値やハイクラス求人の反応を確認したい人は、ビズリーチでスカウトを確認してください。



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通称名で失礼いたします。
マリネットと申します。還暦間近のOLです。65歳の定年までは数年あり、役職定年もありませんが、老母の介護もあり、睡眠3時間、IT化も進まず、最低12時間労働、通勤往復3時間以上、電車遅延や、親の忌引でも嫌味を言われる職場に限界を感じて転職活動を始めました。友人の夫が日系銀行から外資に転職、今はアーリーリタイアしていますが、エゴンゼンダーを使ったと聞き、検索していて貴殿のブログに辿り着きました。貴重な情報をありがとうございます。
転職活動を始めて、外資でも定年があると知り、日本でこの年齢で転職しようと思ったら駄目元で勇気を出して、経営幹部層を狙うしかないのだと思いました。
エゴンゼンダーの登録をしたいですが、どこに入り口があるのか、探し出せませんでした。
海外のエゴンゼンダーのサイトからなら入れるのでしょうか、、?
お時間がございましたら、ご教示いただけますならば幸甚です。
私は、24年前にUSCPAに合格し、日系企業の財務部の国際会計を丸23年やっております。
何卒宜しくお願い致します。
マリネット様
コメントくださりありがとうございます。
私の記憶では海外のサイトからレジュメを送りました。
以下ページの”Your Career”の”Read more”のところではないでしょうか。
https://www.egonzehnder.com/contact
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