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dodaで転職相談 | エージェントの評判

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「日本の人事部長」パーソルキャリア株式会社の人材紹介サービスdoda

 

【本記事サマリー】

  • dodaは定番の大手転職エージェント
  • 求人数が多い。
  • 登録システムはよくできている。
  • 登録すれば無料セミナーも受けられる。
  • 担当者の人は話をよく聞いてくれたが、法務キャリアに関する理解はあまりなかった。
  • ベテラン層にとってはdodaでは本気の相談というよりも情報収集程度の利用価値になるが、若手・転職初心者には利用価値が高い。

(2019年11月16日大幅改訂)

 

1 doda登録で多数の求人情報にアクセスできるようになる

dodaはリクルートエージェントと双璧をなす定番大手人材紹介会社です。

dodaに登録すれば、多くの求人情報が手に入ります。

システムも使いやすく、検索しやすいです。

 

求人情報の検索のしやすさは超重要です。

転職エージェントによっては、大手でもシステムはたいていイマイチです。マイナビとかは担当者が紹介してくれた求人情報以外見られません。

「こんな求人情報があるのかあ」と気軽に求人情報が閲覧できるようになる、というのが本当に本当に長所です。

 


リクルートエージェントもそうなのですが、「大手に登録しないとライバルと比べて転職活動で不利になる」可能性があります。


なぜか。

大手人材紹介会社に登録しているということは、多数の求人情報にアクセスできることを意味します。

他人が登録していて自分が登録していないのであれば、自分はアクセスできる情報量で劣ることになるからです。


大手に登録するのは「負けない転職活動」の土台を作る上で大事です。


転職玄人のシニアでない限り、リクルートエージェントかdodaに登録して十分な情報を取得すべきです。


それを土台に強みのある他の転職エージェントを探しましょう。

 

 

2 dodaの転職相談では落ち着いて話を聞いてもらえた

doda

丸ビルに入っているdodaのオフィスは受付が人であふれていました。他の会社でこんなのは見たことがありません。

受付に行くと、システマティックに資料と番号札を渡され、指定された個室に行って担当を待つように言われます。 

 

女性の担当者が個室にやってきて面談スタート。

最初に自己紹介や転職希望の理由等を聞かれました。他に転職活動の状況も聞かれました。私は当時他のエージェントで転職活動が進んでいたので、その話をしたら色々聞かれました。

 

基本的には私の話をよく聞く、というスタイルでした。

担当者が「それはおかしい」とか、「こうすべきだ」と言ってくるような中小でありがちな嫌な思いは一切しませんでした。

 

ここです!

これが大手人材紹介のよいところです。

大手はスタッフが多いです。スタッフが多いということは、各スタッフは中小エージェントに比べると忙しくありません。

時間と心にゆとりがあるのです。ゆとりがあると求職者に厳しく当たってこない確率は高いです。

 

私はリクルートエージェントで嫌な担当者に当たったこともありますが…、一般的には大手の方が求職者を扱い慣れていて嫌な思いをせずにすみます。

 


相談の途中に担当者が「求人情報を持ってきます」と行って個室を離れました。


この「求人情報を探してきます」という動作が大手エージェントですね。

マイナビもそうでした。

リクルートエージェントはその会議室のパソコンで「求人情報はこうやってみますので、自宅で見てください」でした。

  

 

3 dodaのイマイチだったところ

いいところばかりではありません。

悪い、というほどの欠点はありませんでしたが、足りないところがありました。

 

(1) 担当者は法務業界、応募先企業に詳しくなかった

担当者は、法務業界、法務キャリアへの理解はほぼ無いに等しかったです。

そのため、私が将来どういう道を歩みたいのか、それにあった会社・ポジションはどうなのか、といった話題については話しません。

結果、しばらく話した後に担当者からなんとなく求人情報を持ってこられてしまいました。

業界に精通した話がしたい、というのであれば専門性ある転職エージェントにも相談することをお勧めします。


▼ 弁護士・法務の転職なら
www.career-rule.com

 

 

www.career-rule.com

 

 

▼ 経理・会計系の転職なら 

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▼ 外資系企業への転職なら 

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(2) イマイチさを知りつつ起用

しかし、「おお、こんな会社の求人情報もあるのか」と思えるようなものもありました。リクルートにはない求人情報もありました。

 

法務転職のような業界を絞った転職エージェントに依頼しようと思うと、どうしても小規模エージェントに頼ることになります。

小規模エージェントだとすぐその場で「~という会社の求人があります」と出てきます。小規模の方がエージェント自ら会社の個性をわかっているので、その点はいいと言えます。

 

ただ、小規模エージェントだと紹介してもらえる求人情報が限られるというデメリットがあります。

 

ということで、私は大手も小規模もなるべく多く登録して、会社とエージェント両方の情報を集めています。

 

dodaは複数起用するに値する大手です。

 

 

4 dodaに登録すれば非公開・ハイポジション狙いのヘッドハンティングサービスも受けられる

dodaに登録すると、普通の転職エージェントサービスだけでなく、同社(パーソル)の別のハイレベル転職エージェントからもすぐに連絡が来ました。

 

同社内の別の部署(転職エージェント部隊)で応募者の情報は共有しているようです。

なので、「大手&専門特化」の合わせ技のサービスが得られます。

この合わせ技は準大手にはできず、dodaならではといえます。

 

(1) パーソルキャリア・エグゼクティブエージェントからの非公開求人

dodaとは別に「エグゼクティブエージェント」という人材紹介サービスをパーソルは提供しています。

これは、経営幹部、専門的なスキルを持つプロのエグゼクティブ人材を対象にしたエージェントサービスです。

「にゃんがー様の登録データを拝見し、ご連絡させて頂きました。
下記企業の求人をご案内したく、一度お電話ないしご面談の機会を頂戴出来ませんでしょうか。」

このような連絡とともに、このサービス担当者から1件の求人情報が来ました。

 

確かに他の転職エージェントではない求人情報でした。おお、こんなのがあるのか、と思いました。

なかなかの高給案件でした。

「(この部門が扱っているのは)主に非公開や社長匿名案件が多くピンポイントではありますが、他にも市場に出ていない案件をご紹介出来るかと思います。」

 

という部門なんだそうです。

ちなみに、リクルートエージェントにもこういったエグゼクティブサーチのような部門はあります。

 

(2) Bilingual Recruitment Solutions

これはパーソルキャリア株式会社の一部門で主に外資系やグローバル企業でのポジションを紹介しています。

バイリンガル人材のための転職支援サービスをうたっていますが、純日本人の私にも声がかかりました。日本語で。


dodaとは別部門(別サービス)とだそうですが、dodaに登録したら以下のような連絡がきました。

 

「ご経歴を拝見させていただきました。私からもご案内させていただきたいポジションがございます。是非ご挨拶を兼ねて一度お会いさせていただき詳しくご相談させていただけましたら幸いです。」

 

法務に関しては、外資系ポジションの方が給与が高めですので、dodaは高給ポジション対応部門を持っているといえます。


*****

法務転職向けの内容です。

 

5 dodaから【お宝求人】として有斐閣の求人情報が届いた

法律を勉強したことのある人の多くが知る有斐閣。その有斐閣の求人情報がdodaから届きました。

dodaから定期的に届くメールの中に、「有斐閣」とあったので珍しいと気がつきました。

【お宝求人】の一つとして紹介されていました。

 

(1) ポジションは法律分野の編集者

これは法務ではないですが、法律知識が活かせるポジションです。

 

法律編集局所属の編集者として、法律書・法律雑誌の企画立案・編集業務全般に携わっていただきます。

 

興味のある人にとっては、有斐閣のこれらの法律書籍に仕事として携われるのは絶好のチャンスではないでしょうか。

 

(2) 法律編集局とは何をしている部署か

法律編集局には以下4つの部があるそうです。

  1. 書籍編集部
  2. 注釈書編集部
  3. 六法編集部
  4. 雑誌編集部

 

①書籍編集部は、法律書の編集を担当する部署です。教科書、実務書、体系書等を扱う部署です。いかにも有斐閣の本、と言う感じのものを扱うようです。

 

②注釈書編集部は、その名のとおり注釈書の編集を専門に扱う部署として2017年に新設された部署です。有斐閣の重要な企画の一面を担っているそうです。有斐閣らしい専門的な部署ですね。


③六法編集部は、4種類の六法『六法全書』、『有斐閣判例六法Professional』『有斐閣判例六法』『ポケット六法』『国際条約集』などを扱う部署です。私は昔から有斐閣の六法を使っています。有斐閣判例六法Professionalが出た時は、いいのが出たなあと思いました。小六法の方がよかったという昔のユーザーからの恨み節が聞こえてきそうです。

 

④雑誌編集部は、これもその名のとおり雑誌を編集する部で、「ジュリスト」、「論究ジュリスト」、「法学教室」といった定期刊行物だけでなく、「判例百選」、「法律学の争点」、「実務に効く判例精選」等のムックの編集も行っています。

雑誌中心の編集部ならではの活気ある職場

 

上記は、硬派な本を使って法学をしばらくの期間勉強した人以外は配属されない方がよさそうな部署ばかりです。

 

 

(3) 名門・有斐閣とは

有斐閣は、明治10年創業の専門書の特化の歴史ある出版社です。法学の世界では多くの有力な書籍が有斐閣から出版されています。

 

出版業界は働くのが大変そう、、とちょっと思ったところ、以下の痒い所に手が届く情報が記載されていました。

 

平均残業時間が20時間程度と業界の中ではかなり落ち着いた働き方が実現できております。

 

(4) 有斐閣求人への応募必須要件は?

以下2つが必須条件です。

 

  1. 法学部または法学系の大学院を卒業
  2. 紙媒体の編集経験(企業広報などの経験でも可)

 

上記2.は、若干ハードルが高いですね。専門の出版社ではなくてもいいので、どこかで何かしらかの編集作業をしてた経験がないといけません。

ただ、そんなに高いレベルは求めてなさそうなので、何とかなる類のものかも。
 


*****

以下は興味ある人向けの一般的な情報です。

つまり、ほとんどのにとっては興味がわかない内容ですので、読み飛ばしていただいて大丈夫です。


6 dodaとはどんな転職エージェントか

dodaブランドで人材紹介業を営むパーソルキャリアは、パーソルホールディングスに属する歴史ある大手転職エージェントです。
 

(1) 概要(同社ウェブサイトより)

社名:パーソルキャリア株式会社

本社所在地:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F

事業内容:正社員領域・アルバイト・パート領域の求人メディアの運営、人材紹介サービス、 新卒採用支援、教育研修サービス、組織・人事コンサルティングサービスなど

従業員数(単体):4,490名(有期社員含む、2018年3月時点)

 

(2) 沿革

もともと「インテリジェンス」という社名で人材紹介業等を営んでいたが、数度の株主変更を経てパーソルホールディングスの傘下となった「パーソルキャリア株式会社」が運営する人材紹介サービスブランドがdodaです。
 

① 1989年創立。母体はインテリジェンス

1989年6月に宇野康秀らリクルート出身のメンバーが独立して人材派遣業・インテリジェンスを創立しました。これが母体です。「インテリジェンス」という会社名は聞き覚えがある方もいると思います。

 

② 2008年にUSENの完全子会社に

 

③ 2010年にKKRの傘下に

米大手買収ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が、USENの100%子会社となっていたインテリジェンスの全株式を取得。買収額は325億円。

 

④ 2013年にテンプホールディングス(現 パーソルホールディングス)の傘下に

テンプホールディングスが、KKRからインテリジェンスホールディングスの全株式を取得。買収額は約510億円。

 

⑤ 2017年に㈱インテリジェンスからパーソルキャリア㈱に商号変更

 

(3) 業績

パーソルホールディングスのグループ内でパーソルキャリアが属するセグメントである「リクルーティングセグメント」の2018年3月末時点の売上と営業利益。

 

売上  :728億4100万円

営業利益:108億1000万円

 

比較情報として、人材紹介業を専業とする大手のJACリクルートメントの業績を見てみましょう。

 

2017年12月期のJACリクルートメントの売上と営業利益。

売上  :160億4400万円

営業利益:  53億  900万円

 

かなり差があります。「セグメント」にはJACリクルートメントと比較対象とすべきではないものも含まれているのも一因と思います。ただ、それでもパーソルキャリアはかなりの売上のはずです。

 

パーソルはさすがの大手です。