dodaで転職相談した感想|求人は多いが法務相談は物足りなかった

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【本記事サマリー】

この記事には広告・PRが含まれます。

  • dodaは求人数の幅を確認する入口として使える大手エージェントです。
  • ただし、担当者一人が法務のような専門職まで深く理解しているとは限りません。
  • Nyangerが実際に相談した際も、求人紹介の対応は良かった一方、法務キャリアの相談は物足りない結果でした。
  • 大手だから相談の質まで保証される、とは考えない方がいいです。

(2021年8月13日追記、2026年7月30日情報更新)

目次

1 dodaを使って分かった結論

転職エージェントを比較していると、「求人の多さ」と「相談の深さ」を同じ軸で語っている情報によく出会います。dodaを実際に使ってみて感じたのは、この二つは別物だということです。

大手だから求人は豊富です。これは事実です。しかし、担当者一人が法務のような専門職のキャリアまで深く理解しているとは限りません。大手であることは、相談の専門性を保証してくれるわけではないのです。

Nyangerが実際に相談したときも、求人紹介の対応そのものには不満がありませんでした。ただ、法務キャリアの相談という点では、正直物足りなさが残りました。この違和感は、dodaが悪いというより、大手エージェントの構造上、ある程度仕方のない部分だと考えています。

この記事は「今すぐ転職したい人」だけに向けたものではありません。dodaへの登録を迷っている人、転職するかどうかまだ決めていない人、大手なら安心だろうと考えている人にこそ、この違和感を先に知っておいてほしいと思っています。

2 実際に転職相談したときの流れ

私が相談に行った時期は、新型コロナウィルス感染症が流行する前です。以下は当時の体験であり、現在のdodaの面談方法とは異なります(現在の面談方法は本記事の後半で確認します)。

丸ビルに入っているdodaのオフィスは受付が人であふれていました。他の会社でこんなのは見たことがありません。

受付に行くと、システマティックに資料と番号札を渡され、指定された個室に行って担当を待つように言われます。 

女性の担当者が個室にやってきて面談スタート。

最初に自己紹介や転職希望の理由等を聞かれました。他に転職活動の状況も聞かれました。私は当時他のエージェントで転職活動が進んでいたので、その話をしたら色々聞かれました。

基本的には私の話をよく聞く、というスタイルでした。

担当者が「それはおかしい」とか、「こうすべきだ」と言ってくるような中小でありがちな嫌な思いは一切しませんでした。

ここです!

これが大手人材紹介のよいところです。

大手はスタッフが多いです。スタッフが多いということは、各スタッフは中小エージェントに比べると忙しくありません。

時間と心にゆとりがあるのです。ゆとりがあると求職者に厳しく当たってこない確率は高いです。

転職初心者にはこうしたゆとりある転職エージェントの方がいいです。

こわい感じの悪い転職エージェントは嫌でしょう。 

私はリクルートエージェントで嫌な担当者に当たったこともありますが、一般的には大手の方が求職者を扱い慣れていて嫌な思いをせずにすみます。

相談の途中に担当者が「求人情報を持ってきます」と行って個室を離れました。

この「求人情報を探してきます」という動作が大手エージェントですね。

マイナビもそうでした。

リクルートエージェントはその会議室のパソコンで「求人情報はこうやってみますので、自宅で見てください」でした。

3 dodaを使ってよかった点

dodaはリクルートエージェントと双璧をなす定番大手人材紹介会社です。

dodaに登録すれば、多くの求人情報が手に入ります。

システムも使いやすく、検索しやすいです。

求人情報の検索のしやすさは超重要です。

転職エージェントによっては、大手でもシステムはたいていイマイチです。マイナビとかは担当者が紹介してくれた求人情報以外見られません。

「こんな求人情報があるのかあ」と気軽に求人情報が閲覧できるようになる、というのが本当に本当に長所です。

リクルートエージェントもそうなのですが、「大手に登録しないとライバルと比べて転職活動で不利になる」可能性があります。

なぜか。

大手人材紹介会社に登録しているということは、多数の求人情報にアクセスできることを意味します。

他人が登録していて自分が登録していないのであれば、自分はアクセスできる情報量で劣ることになるからです。

大手に登録するのは「負けない転職活動」の土台を作る上で大事です。

転職玄人のシニアでない限り、リクルートエージェントかdodaに登録して十分な情報を取得すべきです。 

それを土台に強みのある他の転職エージェントを探しましょう。

求人の幅という点でも、dodaならではのものがありました。「おお、こんな会社の求人情報もあるのか」と思えるようなものもありました。リクルートにはない求人情報もありました。

法務転職のような業界を絞った転職エージェントに依頼しようと思うと、どうしても小規模エージェントに頼ることになります。

小規模エージェントだとすぐその場で「~という会社の求人があります」と出てきます。小規模の方がエージェント自ら会社の個性をわかっているので、その点はいいと言えます。

ただ、小規模エージェントだと紹介してもらえる求人情報が限られるというデメリットがあります。

ということで、私は大手も小規模もなるべく多く登録して、会社とエージェント両方の情報を集めています。

dodaは複数起用するに値する大手です。

dodaのポイント

  • 登録は当然無料
  • リクルートエージェントと双璧の豊富な求人案件数
  • 利用しやすいシステムやサポートの手厚さ

4 法務キャリアの相談で物足りなかった点

いいところばかりではありません。

悪い、というほどの欠点はありませんでしたが、足りないところがありました。

(1) 担当者は法務業界、応募先企業に詳しくなかった

担当者は、法務業界、法務キャリアへの理解はほぼ無いに等しかったです。

そのため、私が将来どういう道を歩みたいのか、それにあった会社・ポジションはどうなのか、といった話題については話しません。

結果、しばらく話した後に担当者からなんとなく求人情報を持ってこられてしまいました。

業界に精通した話がしたい、というのであれば専門性ある転職エージェントにも相談することをお勧めします。dodaだけで法務キャリアの相談を完結させようとするのは、おすすめしません。

5 エグゼクティブ部門・BRSから連絡を受けた当時の体験

dodaに登録すると、普通の転職エージェントサービスだけでなく、同社(パーソル)の別のハイレベル転職エージェントからもすぐに連絡が来ました。これは私が登録した当時の体験です。

同社内の別の部署(転職エージェント部隊)で応募者の情報は共有しているようです。なので、「大手&専門特化」の合わせ技のサービスが得られます。この合わせ技は準大手にはできず、dodaならではといえます。

(1) パーソルキャリア・エグゼクティブエージェントからの非公開求人

dodaとは別に「エグゼクティブエージェント」という人材紹介サービスをパーソルは提供しています。

これは、経営幹部、専門的なスキルを持つプロのエグゼクティブ人材を対象にしたエージェントサービスです。

「にゃんがー様の登録データを拝見し、ご連絡させて頂きました。
下記企業の求人をご案内したく、一度お電話ないしご面談の機会を頂戴出来ませんでしょうか。」

このような連絡とともに、このサービス担当者から1件の求人情報が来ました。

確かに他の転職エージェントではない求人情報でした。おお、こんなのがあるのか、と思いました。

なかなかの高給案件でした。

「(この部門が扱っているのは)主に非公開や社長匿名案件が多くピンポイントではありますが、他にも市場に出ていない案件をご紹介出来るかと思います。」

という部門なんだそうです。

ちなみに、リクルートエージェントにもこういったエグゼクティブサーチのような部門はあります。

(2) Bilingual Recruitment Solutions

これはパーソルキャリア株式会社の一部門で主に外資系やグローバル企業でのポジションを紹介しています。

バイリンガル人材のための転職支援サービスをうたっていますが、純日本人の私にも声がかかりました。日本語で。

dodaとは別部門(別サービス)とだそうですが、dodaに登録したら以下のような連絡がきました。

「ご経歴を拝見させていただきました。私からもご案内させていただきたいポジションがございます。是非ご挨拶を兼ねて一度お会いさせていただき詳しくご相談させていただけましたら幸いです。」

いずれも当時の体験であり、現在も同じ部門・同じ内容の連絡が来ると断定はできません。エグゼクティブエージェント・BRSとも、現時点で公式サイト上にサービス自体は存在することを確認していますが、運用の詳細(連絡のタイミングや条件)は変わっている可能性があります。

6 dodaとはどんな転職エージェントか

dodaブランドで人材紹介業を営むパーソルキャリアは、パーソルホールディングスに属する歴史ある大手転職エージェントです。 

(1) 沿革(参考情報)

もともと「インテリジェンス」という社名で人材紹介業等を営んでいたが、数度の株主変更を経てパーソルホールディングスの傘下となった「パーソルキャリア株式会社」が運営する人材紹介サービスブランドがdodaです。 

① 1989年創立。母体はインテリジェンス。1989年6月に宇野康秀らリクルート出身のメンバーが独立して人材派遣業・インテリジェンスを創立しました。これが母体です。「インテリジェンス」という会社名は聞き覚えがある方もいると思います。

② 2008年にUSENの完全子会社に

③ 2010年にKKRの傘下に。米大手買収ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が、USENの100%子会社となっていたインテリジェンスの全株式を取得。買収額は325億円。

④ 2013年にテンプホールディングス(現 パーソルホールディングス)の傘下に。テンプホールディングスが、KKRからインテリジェンスホールディングスの全株式を取得。買収額は約510億円。

⑤ 2017年に㈱インテリジェンスからパーソルキャリア㈱に商号変更

いずれも過去の沿革であり、現在の会社規模や事業内容は次のセクションで確認します。

7 現在のdodaで確認できること

ここからは、Nyangerの体験談ではなく、2026年7月時点で公式サイトから確認できる現在の情報です。過去の体験と混同しないよう、あえて分けて書いています。

dodaを運営するパーソルキャリア株式会社の本社所在地は、東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ 森JPタワー21階です。私が相談に行った当時オフィスがあった丸の内ビルディングからは、本社が移転しています。

事業内容は、人材紹介サービス、求人メディアの運営、転職・就職支援、採用・経営支援サービスの提供です。

面談方法は、現在はオンラインまたは電話でのカウンセリングが基本になっており、希望すれば対面での面談も選べます。私が体験した「オフィスに出向いて個室で面談する」という形式は、今は必須ではなくなっています。

登録後の応募についても、公式に案内されている通り、紹介された求人へ応募するかどうかは自分で判断できます。面接や内定を辞退することも可能です。担当者に強く勧められたからといって、応募や内定を断れないわけではありません。

退会(登録情報の削除)は、会員専用ページの登録情報設定内にある退会手続き、またはお問い合わせフォームから申請できます。手続き完了までは1〜2週間程度かかる場合があります。

エグゼクティブエージェント、Bilingual Recruitment Solutionsとも、現時点で独立したサービスサイトを持ち、稼働していることを確認しています。ただし、どのタイミングで連絡が来るか、どの条件で対象になるかは公式に明記されておらず、確認できませんでした。

8 dodaを使う意味がある人、別の相談先を足すべき人

幅広い求人を見たい人、まだ業界や職種を絞り切れていない人には、dodaは登録する価値があります。求人検索のシステムが使いやすく、担当者に紹介された求人以外も自分の目で確認できる点は、他の大手エージェントと比べても長所です。一社だけで決めず、複数の情報源を組み合わせて使える人であれば、なおのこと相性がいいです。

一方、法務・知財・経理のような専門職の経験を正しく評価してほしい人、高い専門性を前提に相談したい人には、doda単体では不十分です。担当者の一般的な助言だけでは足りないと感じた場合は、業界特化のエージェントを別に確保しておくことをおすすめします。外資やハイクラスに限定して求人を探したい人も同様です。

9 登録前に確認しておくこと

転職エージェント全体を比較したうえでdodaの立ち位置を確認したい場合は、主要な転職エージェントを横並びで比較した記事もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。

法務のような専門職の相談先を別に確保したい場合は、法務専門の転職エージェントを整理した記事を参考にしてください。dodaの担当者だけで判断せず、専門領域を理解しているエージェントに話を聞く選択肢があることを知っておくと、相談の物足りなさをカバーできます。

まだ転職するかどうか決めておらず、「登録したら求人に応募させられるのでは」という不安がある場合は、相談だけで利用したい人向けに整理した記事も参考にしてください。応募するかどうかは自分で決められる、という点はdodaでも変わりません。

10 FAQ

(1) 登録したら必ず応募しなければいけませんか

いいえ。紹介された求人に応募するかどうかは自分で判断できます。面接や内定を辞退することも可能です。

(2) 転職するか決めていなくても相談できますか

相談自体は可能です。ただし、担当者との面談時間は限られているため、転職を検討している理由や状況をある程度伝えられた方が、有意義な相談になりやすいです。

(3) 担当者が合わない場合はどうすればよいですか

担当者の変更を相談できる場合があります。それでも改善しない場合は、doda以外のエージェントを併用して比較する、という選択肢もあります。一社の担当者との相性だけで転職活動全体を判断しない方がいいです。

(4) 法務など専門職でもdodaだけで足りますか

Nyangerの体験では物足りなさが残りました。求人の幅を見る用途では使えますが、専門職としての深い相談は、業界特化のエージェントを別に確保しておいた方が安心です。

(5) エグゼクティブ部門やBRSから今も連絡が来ますか

両サービスとも現時点で存在し、稼働していることは確認できています。ただし、誰にどのタイミングで連絡が来るかは公式に明記されておらず、断定はできません。

11 まとめ

dodaは、求人の幅を確認する入口としては素直に使えるエージェントです。検索システムの使いやすさ、大手ゆえの対応の余裕は、実際に相談してみて感じたはっきりした長所でした。

一方で、法務のような専門職について、担当者一人の助言だけでキャリアの判断を決めるべきではない、というのがNyangerの結論です。大手だから相談の深さまで保証されるわけではありません。この違和感は薄めずに、そのままお伝えしています。

登録しても、紹介された求人へ応募するかどうかは自分で決められます。求人の幅と担当者の対応をまず確認し、合わないと感じたら一社だけで判断しないことです。転職するかどうかは、実際に情報を見てから決めても遅くありません。

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