パソナキャリアに転職相談した感想 | 体験談

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パソナキャリアは、転職エージェントとしては準大手に位置します。求人数はリクルートエージェントやdodaに及びませんが、それに次ぐ情報量、使いやすいシステムを擁し、手厚いサポートを謳っています。

面接の感じはよかったです。

しっかりサポートしてもらいたい人向けです。

大手総合型転職エージェント【パソナキャリア】
目次

1 パソナキャリアは初回面談で電話相談を指定してきた

 パソナキャリアに登録しました。すると、まず電話で相談しましょうという連絡がきて、日時を合わせました。

登録すると「まず面接に来てください」という転職エージェントが多いため、パソナキャリアによる電話面談指定は珍しい気がしました。

「会って話したい!」という人には向いていないかもしれません。

私は電話面談は助かりました。平日仕事後に転職エージェントのところに行くのはやや負担なのです。

また、「電話面談でもいいですが、できれば来てください」という転職エージェントもいます。私はややプレッシャーを感じるので、これもあまり好きではありません。

  • 忙しくて転職エージェントに相談に行けない
  • 近くで転職エージェントに会える環境でない

上記のような人にもおすすめ。

2 パソナキャリア電話相談体験談

パソナキャリアの担当者から電話面談で聞かれた質問は以下のようなものでした。

Q 転職状況は今どんな感じですか?

Q 他にどの転職エージェント登録されていますか?

これらの質問は、転職希望者の転職活動状況、応募状況を知りたいから聞いているのだそうです。

Q 今どんな仕事をしていますか?

この質問については「職務経歴書送っているからそれ読んでよ」と思いました。

職務経歴書を補足する形の方が効率的でよいです。

Q なんで転職しようと思っているのですか?

Q 転職先にどんな条件を希望していますか?

これらは定番・当然の質問です。

これらに関して、今の職場への不満はあるか、どういう仕事に興味があるか、などが聞かれました。

電話面談に慣れているせいか、効率良く質問してきました。

効率の良さという意味で考えると、パソナキャリアは派手さはないものの無駄がない感じがしました。

3 パソナキャリアの改善すべき点は

私は将来の法務キャリアについてもう少し話したかったのですが、担当者の力量を超えていたように思います。

転職希望者に合わせた人を担当にしてほしいですね。

しかし、インハウスローヤーのキャリアパスは確立されたものがないため、転職エージェントには答えるのが困難です。パソナキャリア以外の転職エージェントもほとんど議論できませんので、これはしょうがありません。

4 パソナキャリアは面談後に担当交代を自動メールで打診してくる

面談後1日から2日後くらいに、自動メールでアンケートのお願いというのが来ました。そのメールの中に「面談時の相性等により、 担当アドバイザーの変更をご希望される場合は、ご相談を承ります」という説明がありました。

これはとてもよいサービス。

なぜよいサービスか?

面談で「この担当微妙だな」という印象を持つ可能性は少なからずあります。

しかし、「担当を変えてくれ」とはなかなか言い出しにくいのです。

なんとなく申し訳なく思ってしまうのです。

私がリクルートエージェントの1人目の担当者との面接で嫌な思いをした時でさえ、リクルートエージェントに担当交代を申し出るのは気が引けました。

パソコンキャリアは機械的に聞いてくれるのでえらい。

こういう痒い所に手が届くのがパソナキャリアというのが私の感想です

5 パソナキャリアの求人情報数はなかなか多く、優良案件も含まれていた

面談後、担当エージェントの方から求人情報が送られてきました。マイページ上で閲覧することになっています。これは見やすい。

「求人数は、正直なところリクルートやパーソルほど多くはない」と面談でエージェントはおっしゃっていましたが、思ったよりも多くの求人情報がありました。

なお、エージェントは手持ちの案件すべてを応募希望者に教えるわけではありません。たとえば、アマゾン・ジャパンの法務部長のポジションがあったしても、それを第二新卒の法務部員に紹介したりはしないのです。

中には「この会社あるのか!」と思うような企業もありました。パソナキャリアより前に別の外資系エージェントから応募して落選していた企業もあり、そこはかなり志望度が高かったこともあって「パソナキャリアから再応募したいな。。できるわけないな。」「どうせならパソナキャリアから応募したかったな。外資系エージェントはサポートが手薄になりがちだから。」などなど考えてしまいました。

なお、その優良求人はリクルートエージェントにもありました。私ならリクルートエージェントも他のエージェントも扱っている求人があれば、リクルートエージェントからは応募しません。リクルートエージェントから応募する人はたくさんいるので、埋没してしまいます。

こうした事情を考えて、パソナキャリアから応募したかったなあと思いました。

6 パソナキャリアは2021年オリコン顧客満足度®調査の「転職エージェント」部門で1位(3年連続1位)

2021年1月4日に発表されたオリコン調査の2021年 満足度の高い『転職エージェント』でパソナキャリアは1位にランクインしました。

この調査は2008年から始まっており、今回で14回目。パソナキャリアは今回の1位獲得で3年連続で1位に輝きました。

おめでとうございます。

prtimes.jp

PRタイムスに掲載されているコメントは次のとおりです。 

全5つある評価項目のうち、「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介案件の質」「交渉力」の4項目で1位に。全5つの項目の点数が昨年よりアップしている中で、特に「利用のしやすさ」は74.94点と、項目の中でも高い評価となりました。また部門別では、地域別「関東」、男女別「男性」、年代別「40代」「50代以上」でも1位となっています。

私も担当者の人は話しやすかったです。

▼パソナキャリアへの無料登録はこちら(公式サイト) 

*番外編 転職活動の心得 by パソナキャリア

パソナキャリアに登録して面談をすると、「転職活動のポイント」というアドバイス集がメールで送られてきます。

これがなかなか出来がいい、というかやや面白いです。あまり機械的・真面目な感じではなくて現実的なアドバイスなのです。転職活動における思わぬ落とし穴を避けるアドバイスもあります。

その内容中の大きな項目を紹介しましょう。

(1)  平日昼間に面接が入ります

最初のアドバイスがこれです。実務的なのから入りますね。

「平日昼間は仕事なので面接は無理です」という人が多いからなのでしょう。

この点についてパソナキャリアはこう言います。 

選考には必ず他候補者が居ます。日程調整は意欲を計ることにもつながります。調整がつかず他者を優先的に進める、ということも良くあるケースです。

なんと。これは現実に起こったらショックかもしれません。

私もこのことを他の転職エージェントから注意されたことがあります。

私が出張とかなんとかで面接の日程が押さえづらく、また、面接日をあわよくば先にして会社研究とかしようかなあと考えていたら、転職エージェントから「他の希望者の方で全然日程がつかず、意欲があまりないということで落選した方がいます」と言われました。

(2)  ネット上での評判等の情報は絶対に信じないこと!!(特に掲示板類)

これはそのとおりです。が、私はけっこう見ちゃいます。キャリコネとかです。つい無料会員登録してみてしまいました。

《キャリコネ》転職に必ず役立つ、年収・企業口コミを公開中!

パソナキャリアの説明はこうです。

100社あれば100社分の悪口がネット上には必ず存在します(特に掲示板類)。社員100%全員に好まれる企業はありません。書き込んだ方は必ず退社した方です。

そうなんですよね。口コミは、会社内の不平不満分子が書いたものの方が多そうで、それを真に受けるのは本当によくありません。

ただ、大企業だと情報が多いので、年収の予測はややできます。

(3)  今ある求人が貴重です、応募可否判断は早期に!

これは若干あおりを感じます。 

求人は「生もの」です。今日ある求人が明日あるとは限りません。「先行き不透明感」も考慮に。

プレッシャーを感じます。。 

ただ、好景気のうちに優良企業に入っておけ、というのは市況サイクルにあった身のこなしかもしれません。

(4)  中途採用は即戦力・ピンポイントでの採用です 10社前後のご応募を

書類選考の通過率は平均で20%前後です。

書類落ちには落ち込みますが、けっこう落ちますね。80%は書類落ちになるということです。

(5)  求人紹介のピークは最初の面談時

最初のご面談時にはそれまで3~4ヶ月蓄積された求人の中からご案内する為、ご紹介求人の数はピークとなります。

つまり、はじめて転職エージェントと面談したタイミングが、一番たくさん求人情報を紹介してもらえるよ、ということです。

その求人情報に満足行かなかった場合、その後はあまり求人情報は増えません。

(6)  面接直後TELで感想及び他選考中企業の共有を 

面接後の感想を出来る限り早く企業側へお伝えしたいと考えております。意欲が高い場合には企業へのプッシュも致します。

まさにこういうのが転職エージェントに求める役割の一つです。転職エージェントとよい関係を築きましょう。

また、私は電話だけでなく、メールで面談記録を転職エージェントに送ることをおすすめします。面談記録は自分のためにもとても役に立ちます。

(7)  転職先に求める要件の優先順位を決めましょう!! 転職理由は何ですか?

転職理由は何でしたか?転職理由を満たせることが重要です。迷うことで企業側の印象の悪化も…。

優先順位。決めるの難しいですよね。私はなかなか「これだ!」という転職理由の軸が定まりません。

年収、仕事内容、職場環境等々の総合考慮だ、という刑事訴訟法の判例みたいな感じになってしまいます。

しかし、総合考慮でえいっ!と決める以外に決め方があるのでしょうか。

(8)  決まるときはトントン拍子!!

これは本当にそうです。

「あれ?もう内定?」というくらい早く決まることもあります。 

決まるときこそトントン拍子、評価が高いからこそ企業も早く選考を進めます。

(9)  年収は決まっています!これまでの年収はその企業で働いてきた積み重ねの結果です!!

これは、なんか転職エージェントに勝手に値付けされているみたいで嫌です。しかし、たくさん転職情報を見ていると、相場感はできあがっている感じはします。

*****

いかがでしたでしょうか。

パソナキャリアのアドバイスはけっこうユニークです。

パソナキャリアは準大手でなかなか特色ある面白い人材紹介会社だと思います。

パソナキャリア1本で転職活動する人は少ない気がしますので、複数使う転職エージェントの中の1つにするのがよいでしょう。

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