転職しようかな、と思ったときに「面倒くさいな」と思ってしまいます。
職務経歴書を書いたり応募先を探したりするのは手間です。
それだけでなく、応募先企業とのやりとりは考えるだけで苦痛です。
応募先企業にメールを送れば「どんな風に思われるんだろう」と考えてしまいます。
最終的には給与交渉もしなければなりません。
そんな転職活動の手間を省いてくれるのが転職エージェントです。
楽に転職活動をしたい人には、転職エージェントやスカウト型転職サイトの活用はほぼ必須です。
私は転職活動の際にはほぼ必ず転職エージェントを使っています。
ただし、転職エージェントに人生相談を丸投げするのはおすすめしません。
転職活動が面倒くさい人ほど、サービスを「信じる」のではなく「使う」べきです。
※この記事には広告リンクが含まれます。ただし、転職サービスを無条件にすすめるのではなく、転職活動の手間を減らす目的で使い分けを整理しています。
結論:転職活動が面倒くさいなら、自分で全部やろうとしない
転職活動が面倒くさい理由は、だいたい次のどれかです。
- 求人を探すのが面倒
- 自分に合う求人を選ぶのが面倒
- 職務経歴書を書くのが面倒
- 企業に応募するのが面倒
- 面接日程を調整するのが面倒
- 給与交渉をするのが面倒
これを全部自分でやろうとすると、そりゃ面倒です。
転職活動は、真面目にやるとかなり重い作業です。仕事をしながら、求人を探して、職務経歴書を書いて、応募して、面接を受けて、日程調整して、給与交渉する。普通にしんどい。
だから、面倒なところは転職エージェントやスカウト型サービスに投げた方がいいです。
今すぐ応募するほどの気力がない人は、まずビズリーチでスカウトや求人の傾向を見てください。転職エージェントと面談する前に、市場価値の目安を確認できます。
転職活動が面倒くさい人向けの使い分け
面倒くさいと感じている人は、最初から全部やろうとしない方がいいです。
状況別に使い分けるなら、以下のようになります。
| 状況 | 使うサービス・記事 | 理由 | 優先度 |
|---|---|---|---|
| 求人探しすら面倒 | ビズリーチ | スカウトを見れば、自分に来る求人の傾向を確認しやすい | 高 |
| 企業とのやりとりが面倒 | 転職エージェント | 応募、日程調整、給与交渉を任せられる | 高 |
| 30代・ハイクラス・外資・管理職寄り | JACリクルートメント | 企業側の情報を聞きながら進めやすい | 高 |
| 経理・財務・人事・法務・士業 | MS-Japan | 管理部門・士業に絞って求人を探しやすい | 中 |
| まだ転職するか決めていない | 相談だけする | 転職前提で動かず、情報収集から始められる | 中 |
この記事では、転職活動のどこが面倒なのか、転職エージェントを使うと何が楽になるのか、逆に注意すべき点は何かを整理します。
この記事でわかること
転職エージェントは求人情報を選別してくれる。非公開情報もある。
いざ転職したいと思っても、どんな仕事にでも就けるわけではありません。
グーグルに転職してグーグルのサービスの評価をするだけで年収1億円もらえる仕事があればやりたいですが、そんなものはおそらくありません。
自分でも受け入れてもらえるような仕事を自分で選別しなければならない。
自力で求人情報を探しだすのは結構大変です。
1社1社のウェブサイトを見ていくのか?
まさかそんなのやってられません。
リクナビNEXT等の転職サイトで求人情報を見ることもできます。
しかし、数が多い。
手間暇を考えると転職エージェントから提示を受けた方が早いです。
また、求人情報でも転職エージェント経由でしか応募できない非公開求人情報もあります。
面倒くささの軽減だけでなく、よい求人情報に巡り合うという意味でも転職エージェントの活用は重要です。
求人情報をたくさん見たいなら複数の転職エージェントに登録すべき。

ただし、いきなり転職エージェントと面談するのも面倒です。
「まだ応募する気はない」「とりあえず求人の傾向を見たい」「自分の市場価値を知りたい」という段階なら、スカウト型のビズリーチから始めるのも現実的です。
求人探しが面倒なら、まずビズリーチでスカウトを見る
求人検索を自分で延々とやるのは面倒です。
検索条件を入れて、求人票を見て、なんとなく違うなと思って閉じる。これを繰り返すだけで疲れます。
ビズリーチは、職務経歴や希望条件を登録しておくと、企業やヘッドハンターからのスカウトを確認できます。
もちろん、スカウトが来たからといって全部が良い求人とは限りません。
ただ、自分にどんな会社・どんな年収帯・どんなポジションの可能性があるのかを見るには便利です。
転職活動が面倒で止まっている人は、まず「応募する」ではなく「スカウトを見る」くらいから始めるのがよいです。
求人検索が面倒な人は、ビズリーチでスカウトや求人傾向を確認してください。
ビズリーチの使い方は、以下の記事でも詳しくまとめています。
転職エージェントは企業とのやりとりを全部やってくれる【重要!】
転職エージェントが転職活動の面倒くささを大幅に減らしてくれるのは、企業との折衝の場面です。
知らない企業に応募するのなんて考えただけで苦しいです。
書類を整えてメールを送ったりするわけです。評価者の企業とやりとりするのは緊張します。
転職面接の順番の心理 | 有利になるための知識・戦術という記事で、私は転職面接を受ける順番を意識せよと言っています。できたら後の方を狙う。

この順番を操作するのは、自分から応募するとほぼ不可能です。
転職エージェント経由なら、順番を後にするのは可能です。
転職エージェントは、採用企業が書類に何人くらい応募してきていて、あと何日で書類審査が締め切られる等の情報を持っていることが多いです。
そのため、転職エージェントと話しておけば面談のタイミングを候補者の中で最後の方に設定することは可能です。
転職エージェントも人によりけりですが、「できるだけ最後の方に受けたいですが、できますか?」と相談したところ、「もちろんです!」といって応じてくれた人もいます。
面接日の設定も自分でやると大変ですよ。
「急ですが2日後面談いかがですか?」なんて企業に聞かれたらどうする?
もし企業研究が全然できてないなら急な面談は避けたい。先に延期したい。
でも断って「感じが悪い」と思われたくない。面談日が全然設定できずに企業がお断りを出した例があると聞いたこともあります。
そんな面倒なやりとりを転職エージェントはやってくれます。それが仕事ですからね。
また、有能な転職エージェントは内定獲得のため応募者を推してくれます。
自分でアピールするだけでなく、転職エージェントは裏でも「この応募者いいですよ!」と強調してくれます。
JACリクルートメントは、その点ではその「押し込み力」は大手の中では高いものを持っています。

内定獲得にとどまらず、転職エージェントは給与交渉もやってくれます。
最終面接終了後、私の知らないうちに転職エージェントが会社と給与をあげようと交渉していた例もあります。
あんまり年収アップ交渉を熱心にやってくれない転職エージェントも多いですが、金に関する交渉を自らやるのは辛いので、転職エージェントにやってもらいたいです。

転職活動の面倒な作業は、転職エージェントに投げる
転職エージェントに任せるべきなのは、人生相談ではありません。
面倒な実務です。
- 求人の提案
- 応募書類の提出
- 面接日程の調整
- 企業への推薦
- 選考状況の確認
- 内定後の条件交渉
- 辞退連絡
このあたりは自分で全部やるとかなり面倒です。
逆にいうと、転職エージェントを使う価値はここにあります。
転職するかどうかの判断を任せるのではなく、転職活動の面倒な作業を外注する感覚で使うべきです。
30代・ハイクラス寄りならJACリクルートメントは候補になる
JACリクルートメントのポイント
- ハイクラス・管理職・専門職寄りの転職と相性がよい
- 企業側の情報を聞きながら進めやすい
- 内定獲得に向けた押し込み力を期待しやすい
JACは、誰にでも最優先ですすめるサービスではありません。
若手・未経験・幅広く求人を見たい人は、大手総合型や求人サイトも併用した方がいいです。
しかし、30代以上、ハイクラス、外資、管理職、専門職、年収アップ狙いなら、JACは転職活動の面倒さを減らす候補になります。
自分で企業とやりとりしたくない人、年収交渉や選考調整を任せたい人は、JACで相談して求人を確認してください。
30代向けの転職エージェントは、以下の記事でも比較しています。
転職エージェントのデメリット
転職エージェントを使えばバラ色というわけではありません。
①転職エージェントは信用できない
いまいち信用できないんですよね。転職エージェントの方々。

低能な転職エージェントや感じの悪い転職エージェントも当然います。
私は何度も転職エージェントに相談して嫌な目にあいました。

だから、転職エージェントを使うときは「全部信じる」のではなく、「面倒な作業をやってもらう」と割り切るべきです。
求人を出してもらう。日程を調整してもらう。企業情報を聞く。給与交渉をしてもらう。
そこまでは使う。
でも、転職するかどうか、内定を受けるかどうかは自分で決める。
この距離感が大事です。
転職エージェントを信用しすぎない使い方は、以下の記事で詳しく書いています。
②転職エージェント経由は会社に金銭的負担が発生する
転職エージェント経由で人を採用すると、企業は転職エージェントに報酬を支払わないといけません。
採用した人の初年度年収の30%とか35%とか。
けっこうな大金です。
そんな費用を支払うくらいなら直接採用したいぜと考える企業がいるのもおかしくありません。
会社によっては転職エージェント経由応募の方が報酬負担を考慮して不利になることだって考えられます。
ただし、これは企業によります。
人材に投資する会社は、良い人を採るための紹介料を必要コストと考えます。
逆に、紹介料を理由に候補者を雑に扱う会社なら、そこに入っても微妙かもしれません。
*デメリットにもかかわらず転職エージェントを使う理由
上記のデメリットは認識しつつも、私は転職エージェントを使い続けています。
なぜかといえば、メリットを考慮すればデメリットは無視できると考えているからです。
転職エージェントを信用できるかといえば、うーんとなりますが、転職エージェントを人材紹介屋と割り切ればいいです。
転職エージェントにキャリア相談しようなんて考えてはいけません。

転職エージェントの本職は人材マッチングであり、そのためだけに転職エージェントを使うべきです。
そうすれば信用できない人でも利害を一致させて使いこなすことができる。
上記②の転職エージェントの費用の問題ですが、転職エージェントを使う大企業はいい人材採用のためなら金は惜しみません。自分個人の金を使うわけではないのです。
私なら「転職エージェントに金払いたくないから、転職エージェント経由の人は低く評価する」なんて企業は入りたくありません。
転職エージェント経由応募者を低く評価するような会社があればこちらから願い下げです。
転職活動が面倒くさくてどうしてもやる気が出ない時
転職エージェントを使うのすら転職活動が面倒くさい人はどうしたらいいのか?
転職したくないならしなくていいんじゃないかなと思います。
これは投げやりに言っているわけではありません。
転職活動は面倒です。今の会社に残る方が合理的な場合もあります。
ただし、「今の会社は嫌だ」「年収も不満」「将来も不安」「でも面倒だから何もしない」という状態なら、かなり危ないです。
その場合は、いきなり応募しなくてもいいので、まず情報だけ取りに行くべきです。
求人を見る。スカウトを見る。年収相場を見る。転職エージェントに相談だけする。
その程度なら、今すぐ転職する気がなくてもできます。
「転職には興味がある。転職したくないわけではないのだ」という人は、転職のプロとしての意識が足りません。以下記事を読んで転職活動の意識を切りかえるべき。

相談だけしたいなら、最初にそう言う
転職するか決めていない段階で、転職エージェントに相談しても問題ありません。
ただし、「今すぐ応募するつもりはありません」「まず求人相場を知りたいです」「現職に残る可能性もあります」と最初に伝えた方がいいです。
何も言わずに相談すると、転職エージェント側は応募前提で話を進めます。
相談だけで使う方法は、以下の記事で詳しく整理しています。
転職活動の面倒くささを減らしてくれるおすすめの転職サービス
面倒くささ軽減を重視するならば、リクルートエージェント等の大手転職エージェントに登録するのがおすすめです。
システムは使いやすく、担当者も中小転職エージェントに比べると人当りがいい。求人情報数も多い。
しかし、大手転職エージェントの方が押し込み力が弱い(相対的に見て内定が取りにくい)とか、中小転職エージェントが持っている求人情報がないといった問題があります。
転職活動面倒くさいな、と思っている人は、大手転職エージェントから登録を始め、物足りなければ中小転職エージェントも追加して登録していくのがおすすめです。
おすすめの転職エージェントは以下記事をご覧ください。

管理部門・士業ならMS-Japanも候補にする
経理、財務、人事、総務、法務、弁護士、公認会計士、税理士などの管理部門・士業系なら、MS-Japanも候補になります。
管理部門や士業は、求人の見方がやや特殊です。
同じ「法務」でも、契約法務、コンプライアンス、M&A、商事法務、英文契約でかなり違います。
同じ「経理」でも、決算、税務、連結、開示、管理会計で違います。
このあたりを総合型だけで探すと、担当者が職種の細かい違いを理解していないことがあります。
管理部門・士業で転職活動の手間を減らしたい人は、MS-Japanで自分の職種に合う求人を確認してください。
まとめ:転職活動が面倒くさいなら、面倒な部分を外注する
転職活動は面倒です。
求人探し、応募、日程調整、面接対策、給与交渉、辞退連絡。
仕事をしながら全部自分でやるのは、かなりしんどいです。
だから、面倒な部分は外注すべきです。
求人探しが面倒なら、ビズリーチでスカウトを見る。
企業とのやりとりが面倒なら、転職エージェントを使う。
30代・ハイクラス・外資・管理職寄りなら、JACで企業情報を聞く。
管理部門・士業なら、MS-Japanで職種に合う求人を確認する。
転職エージェントを信用しすぎる必要はありません。
使えばいいのです。
転職活動が面倒で止まっている人は、まずビズリーチでスカウトや求人の傾向を確認してください。いきなり応募しなくても、市場価値を見るところから始めれば十分です。

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