法務に転職するのは未経験者も可能と現役弁護士は言っている

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法務未経験者は会社法務部で働くのは無理なのか?

無理じゃありません。

未経験者みたいな人が法務部でたくさん働いています。

転職するにしても、一定の要件を満たせば法務への転職は可能です。 

一定の要件は、簡単に言って以下2つです。

  1. 英語
  2. 法務経験

なぜこれらが必要かというと、企業法務部はこれを備えた人を中途採用しようとしているからです。

目次

1 法務転職に英語は必須

法務実務未経験であれば、英語力は特に持っていたい武器です。

(1) 大企業法務部と英語

法務部がある企業は大企業が多いです。

中小企業だと総務部が法務機能を有していたりします。

大企業は海外展開をしているところが多く、業務でも必然的に英語が使用されます。

多くの人が知っているとおり、日本人は英語に苦手意識を持っています。

その英語コンプレックスをつくのです。

「私、英語能力高いです」というのは、法務転職でかなりのアピールになります。

海外とのやりとりが多い会社では、当然のことながら英語を使える従業員のニーズが高いです。

しかし、大企業でもそれほど海外展開をしていないところがあります。そのような企業では、相対的にみて英語を使う機会は少ないです。

こうした「英語をあまり使わない大企業」に対しても、英語力アピールは有効です。

なぜか。

それは、その会社内に英語ができる人がいない確率が高いからです。これまで英語案件が少なかったのだから、そういう人材がいないのです。

でも会社ビジネスとしては海外展開をしていかざるを得ない、そうすると英語案件は増える。でも、既存社員は英語ができない。

じゃあ中途で外から英語できる人を採用してこよう、となります。

バイリンガルクラスに英語ができる必要はありません。そこそこできればいいのです。 

(2) 外資系企業と英語

全般的に外資系企業は給料が日系企業より高いです。

そして、法務パーソンにとって朗報なのは、外資系企業での法務部の地位は日本企業より高いことです。日本に進出している外資系企業には法務部ポジションがあります。

法務で高い年収を狙う際に外資系企業は選択肢にあると可能性が広がります。

その外資系企業に転職する際には、英語が必須なのは当然です。

そもそも応募書類や面接も英語です。

外資系企業への転職では、たとえばロバート・ウォルターズがたくさん案件を持っています。丸投げでお願いするのは危険なエージェントではありますが、相談して求人案件を教えてもらう価値はあります。 

ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズのポイント

  • 外資系企業や日系グローバル企業の求人に強み
  • 豊富な求人案件
  • 高額年収案件が多い 

(3) 英語は面倒くさいからこそチャンス

多くの日本人にとって英語は大変です。得意、好きでもなければ避けたいはずです。

まして仕事で使うのなんてさらに大変です。

法務であれば以下のような仕事をしなければならないのです。

  • 英文契約書を読む
  • 外国人とのメールが飛び交う
  • 外国人との会議

外資系企業に転職するとなると以下2つが必要です。

  • 英文レジュメを用意
  • 英語面接

これらは大変です。多くの人が躊躇います。

MS-Japanでは法務用英文レジュメが提供されています。もちろん無料です。 

みんな英語は大変だと思う。だからこそチャンスです。

多くの人が躊躇う、ということはライバルが少ないことを意味します。

海外展開をしている大企業、外資系企業、英語を使う多くの職場は儲かっています。高い給料を出せる力があります。

そして、英語を業務で使える人材は少ないです。

英語を使えば相対的に高い給料にありつける可能性は高くなります。

高学歴でなくても英語ができれば、英語がまるっきりダメな東大生よりも評価される可能性は十分すぎるほどあります。

2 法務経験を積むための3つのルート

未経験者が、司法試験合格者でもないのにいきなり三菱商事のような会社の法務部に転職することはほぼ不可能です。

一般に、法務経験のない人が法務部に中途採用される確率は低いです。

法務部が求人をかける場合、法務経験をある人を求めます。

法務経験がない人でいいのなら、社内から異動させればいいからです。

したがって、法務経験のない人は法務転職市場で箸にも棒にもかからない可能性があります。

法務部がある企業は大企業中心であり、法務部出身くらいの人では採用対象になりにくいと思います。

(1) 人気のない会社の法務部ポジションをファーストステップにする

将来さらに転職することを見越して、とりあえずどこか法務部ポジションに転職します。

あまり有名でない企業、安い給料に甘んじるのです。

以下のような法務部を狙うとよいでしょう。

  • 幅広い業務分野を扱える
  • 英語を使う機会がある
  • 有名な要素がある会社

法務分野で特にやりたいことが決まっていないのであれば、様々な業務ができる法務部にすべきです。

後で転職する際に可能性が広がります。

英語を使う機会はあった方がいいです。

そして、完全に無名であったり、世間での評判が悪い企業は避けた方がいいです。将来の転職の際に不利になります。

ほとんどの人は知らないけど、一部の人は知っている、というような知る人ぞ知る会社っぽいところとかは狙い目ですね。

これは転職エージェントに聞いた方が早いです。 

(2) 準法務的なポジションで経験を積む

法務部ではない事務職で法務業務経験を積む方法です。

準法務ポジションをファーストステップとして法務部を狙うやり方です。

法務無関係職 → 準法務 → 法務

代表的なのが総務部です。法務部のない企業では総務部が法務機能を担っているところは多いと思います。

法務部があっても総務部が一部法務的業務をやったりしているところもあります。

営業でも契約をよく見る人はいると思います。「契約」という切り口から法務を狙うのは十分ありえるストーリーだと思います。

人事部は、労働法関係ということで、法務につながりがあります。

最近はデータの扱いが法務分野でも多方面で話題になってきていますので、そうしたデータ関係やセキュリティ系に詳しいと法務でも一芸社員として採用されるかもしれません。

不正対応等をコンプライアンス領域として準法務とはやや区別するところもあります。そうしたコンプライアンス系を狙うというのもルートとしてありです。 

(3) 司法試験合格、ロースクール卒業

司法試験(予備試験)に合格していれば法務未経験者とはみなされません。司法修習に行けば弁護士になれます。

大企業法務部をいきなり狙うことも可能です。

また、ロースクール(日本、海外)を卒業していれば法務経験者枠に入れてもらえます。 

司法試験崩れの法務部への就職でも書いてますが、日系企業の会社法務部で働くなら司法試験に合格してようが不合格になってようが関係ないことはけっこうあるはずです。

3 ビジネス実務法務検定などの小手先はおすすめしない

法務転職のためにビジネス実務法務検定などを勧めているウェブサイトがあるような気がします。

自分の勉強のためならともかく、転職で使えるとは思いません。

法務転職で使える資格は、弁護士(司法試験)とTOEIC等の英語です。

「司法試験合格は難しい」と言われそうです。

しかし、英語と同じで、難しいからこそ価値があります。

英検3級なんて簡単すぎて価値がないでしょう。

どうせ簡単な資格を取るなら簿記3級の方がおすすめです。

ビジネス法務パーソン(弁護士)が会計を勉強するには簿記3級がおすすめ

簿記3級があっても就職・転職には役立ちませんが、知っておいて損はない知識です。

4 法務業界に入ってからのステップアップ

前記2の方法で法務の世界に入る。

このファーストステップを踏むだけでは不十分です。

よりよいポジションにつくには、そのポジションで求められる要件を再び充足していく必要があります。

よりよいポジションに就くには、より高い要件を満たす必要があります。

現在の業務だけでなく会社のブランドが必要になる可能性もあります。

どのような要件が法務転職マーケットで要求されるかは注意しておいた方がいいでしょう。 

5 未経験から法務に転職するには

いかがでしたでしょうか。

未経験からの法務転職を難しくしない方法を説明しました。

本記事の方法を実現するには転職エージェントの助言が不可欠ですので、ぜひ転職エージェントに会い、多くの情報を集め、頼りになるエージェントをみつけ、将来のキャリアパスを描いてみてください。

満足いくポジションに就く手助けになるはずです。

まずは転職エージェントに相談してみましょう。

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