イーストウエストコンサルティングは、「欧米スタイルのアプローチでヘッドハンティングを行う日本の企業です」と同社ウェブサイトで説明しています。
じゃあ特別な人じゃないと相談できないのか。
そういうことはなく、普通に登録して相談できます。
1 海外MBAホルダーにイーストウエストコンサルティングを紹介してもらった
私は、イーストウエストコンサルティングをネットでは自ら発見できませんでした。この会社を知ったのは、MBAホルダーの知り合いから勧められたからです。
当のMBAホルダーは、某会社の巨大買収後の幹部ポジションを紹介されており、私にも「君も受けたらいい。紹介するよ」と言ってくれました。
その知り合いの紹介を経て面接に行きました。
イーストウエストコンサルティングは、赤坂見附のニューオータニガーデンコートにオフィスがあります。
人材紹介会社だからオフィスは小さいだろう、と思っていったら、意外に大きい。
受付は受話器だけ、というよくある外資系スタイルの受付でしたが、受付すぐ隣のドアが開いており、中で働いている人のオフィスがちょっと見えました。
けっこうデスクがあったのに驚きました。社員多いんだあと。
その後に会議室に通されましたが、会議室の数もけっこう多かったです。
机、いす等の調度品はやや古く、昔からやっているんだなという印象を受けました。
2 イーストウエストコンサルティングの担当者はよく話を聞いてくれた
私は、今すぐ転職したいわけではない、かなりの給料アップにならないと応募もしない、という転職エージェントにとっては都合の悪いリクエストを出しました。
担当者からは、「調子に乗るな!」とたしなめられることはなく、なぜそう考えるのか、ということを理解してくれました。
また、複数の質問をして私の嗜好をメモにとり、それに合わせて面談を勧めてくれました。
この「メモをしっかりとる」というのは転職エージェントで重要な要素だと思います。しっかりした転職エージェントは、みんなきちんとメモを面談でとっていました。
メモはとらずにとりあえず求人票だけ出す人や、会ったこともなくひたすらメールで求人情報送りつけてくる人もいますので(そういう人はどうやって企業に人材を紹介するのだろうか)、メモをきちんととる、は良いエージェントかどうかの一つの判断材料になるかもしれません。
3 イーストウエストコンサルティングは求人を出していない優良企業に打診してくれる
担当者からこう言われました。
「〇〇という企業(優良企業)と私は懇意にさせてもらっています。その企業からは、いい人がいたらとりあえず教えてほしいと言われています」
「企業によっては取りたい人材が見つかった場合、その人に合うようにポジションを作ったりすることがあります」
「なので、〇〇さんに打診してみてどこかポジションがないか聞いてみます」
そんな打診力あるんですね~。と思いました。
他では聞いたことがない入社の仕方でした。
4 イーストウエストコンサルティングの職種専門のエージェントとも面談
イーストウエストコンサルティングの法務を得意としているエージェントとも面談しました。
このエージェントは、私の話をよく聞かずに自分の話を一方的にする感じがしました。返しもいいかげんだったし。。
それでも私の希望等はほぼ受け入れてくれました。
また、他ではあまり聞かないポジションを提示してくれました。
5 別のエージェントからの求人情報も他では聞いたことがないものでした
面談後、面談をしていないイーストウエストコンサルティング所属エージェントからいくつかメールが来ましたが、いずれも法務系エージェントでは聞いたことがない会社のものでした。
法務系のエージェントではなくても案件持っているんだなあと思いました。
また、1か月くらいした後に、他の転職エージェントでは聞けそうもない、ドイツ企業の高年収案件を紹介してくれました。
ちょっと他人とは違った転職エージェントに相談したい方はぜひご検討ください。
コメント
コメント一覧 (3件)
初めて訪問させていただきました。転職エージェントをやっています。質問で志向を伺い、メモを取るは大事なことだと思います。再認識させていただきました。
コメントいただきありがとうございます。
本職の方に読んでいただけるとは恐縮です。
転職相談で初対面の人と会って、ほぼメモをとらないエージェントは、後で応募することになったときに、どうやってその応募者の特徴を思い出して推薦する気なんだろう、別の案件で使ったやつを流用するか、すごいいいかげんに紹介してるんだろうなぁと思ってます。
こんにちは!そうですね、メモを取らないのは「条件マッチング」だけで提案する求人を決めているか、よほど記憶力がよいか(笑)のどちらかかと思います。
エージェントとして企業へ求職者さんを打診する際は、その方のお人柄であったり強みの部分であったり「書面では伝わりなくいポイント」を伝えるよう気を配っております。