現在給料が低くてこれといったスキルもない社会人が、よい会社の正社員になるためによい資格は?
公認会計士をおすすめします。
本記事は、公認会計士試験の予備校と公認会計士の転職についての内容があり、その内容はプロモーションとなるものを含んでいます。
1 人生を逆転させる難関資格
人生を逆転させる資格、それは難関資格です。
なぜか?
簡単な資格は多くの人が取っています。
ライバルが多く、稀少性がありません。
社会人の資格勉強で「簡単だからおすすめ」という推奨文句があります。
しかし、「資格で一発逆転だ」と資格頼みの人がITパスポートやTOEIC800点や簿記2級程度を取っても何にもなりません。
資格マニアであれこれ資格を取る人がいますが、細かい資格をたくさん受けるのに時間を使うくらいなら難関資格に時間をかけるべきです。
2 公認会計士がなぜ転職に有利な資格なのか
公認会計士は、企業の健全な経営に貢献する専門家です。企業の財務諸表を監査したり、経営者にアドバイスをしたり、税務申告をしたりなどの業務を行います。
公認会計士を社会人の転職に有利な資格である理由は以下2つです。
(1) ビジネス言語である会計の達人として汎用性が高い
(2) 難関資格として名高い
(1) 公認会計士はビジネス言語である会計の達人として汎用性が高い
会計はビジネス言語であり、ビジネスパーソンが持つべきスキルです。
ウォーレン・バフェットも会計の勉強をすることを勧めています。
大前研一さんの『企業参謀』でも、企業CEOになる人は会計・ファイナンス領域の人が増えていると書かれています(何十年も前の本ですが)。
ア どの会社でも使える
会計は、ビジネスの「言語」であって、どの会社でも使われます。
そして、会計のルールである会計基準は、日本も米国もヨーロッパも似た基準です。お互いできるだけ互換性があるルールにしようぜと話し合われているのです。
したがって、会計ができればどの会社でも、国内に限らず国外の会社でも通用します。
イ どの仕事でも使える
また、会計数値に関わる仕事は会社の中で色々あります。
いわゆる経理で帳簿をせっせと作る業務もあれば、外資系ではFP&Aなどという分析的なポジションがあったりします。
ビジネスデベロップメントとか経営企画といったエリート感のある部署だって会計に強いと有利です。というか会計に疎いと辛い。
営業をやっていても、ある程度偉くなったら会社の一部の数字の責任を負います。ゴリゴリ営業は得意だが会計知識が乏しいなればと筋肉脳みそと言われかねません。
M&Aで他社を買収だ!というときに、他社の財務諸表が読めなければ目もあてられません。
ウ 職種も幅広い
会計スキルは汎用性が高いスキルですが、「数字嫌い」「会計意味不明」と考える人が多いせいか、色々な職場で活用できます。
会計士になれば、監査法人で「いかにも会計士」という職場で働くことができます。
前記イのような一般的な会社内だけでなく、経営コンサルタントになるにしても公認会計士資格があると有利です。
M&Aアドバイザーになることできます。
ファンドに入れたりもします。
金融系に行けるのも大きい。金融は給料が高いから。
日本公認会計士協会によると、合格者の9割強はまず監査法人に就職する。3年以上の実務経験などを経て公認会計士として登録される。企業の監査や財務部門、スタートアップ企業の最高財務責任者(CFO)など転職の道も多い。
「会計士志願2倍でも監査法人離れ 一般企業の引き合い強く」2023/09/21 日本経済新聞 朝刊
資格取得後の選択肢の幅広さが公認会計士の魅力の1つです。
公認会計士のキャリアは幅広く、監査業務のみならず、会社を設立して経営者になったり、企業のCFO(最高財務責任者)に就任したり、他企業のコンサルティングをしたり、さまざまな道が開かれています。その意味で、公認会計士は「自分の可能性を広げるのにぴったりな資格」といえるでしょう。
河野玄斗『資格試験のための最短最速勉強法 速学のススメ』(講談社、2023年5月)171ページ
(2) 公認会計士は難関資格として名高い
公認会計士がいいのは、会計スキルが身につくからだけではありません。
「難しい資格だ」と認知されているのも極めて重要です。
給料が高い会社の人達ならみんな知っている。みんな難しいと思っている。
だからこそ、公認会計士ホルダーは転職で有利なのです。
「数字に強い」と思ってもらえるだけでなく、「頭がいい」「優秀だ」と思ってもらえます。
難関資格によるハロー効果が発揮され、資格ホルダーがすごい人に思われるのです。
実際に公認会計士有資格者は転職市場で人気者です。
企業側も会計士資格を持つ人材を求めている。リクルートで会計系職種の中途採用・転職活動支援を手掛ける鈴木暁敦コンサルタントは「従来の経理や財務以外に、最近は経営企画や事業企画など経営の意思決定に近い部門での求人案件が多い」と話す。
会計士志願2倍でも監査法人離れ 一般企業の引き合い強く」2023/09/21 日本経済新聞 朝刊
これは長年の公認会計士のがんばりによるものが大きい。
今もし「ネオ日商簿記超0級」という公認会計士試験よりも難しい会計資格試験が登場してこれを取得したとしても公認会計士ほどのステータスは得られないのです。
単に勉強して合格するだけで高いステータスが得られるというのは、「何かないかな」と考える社会人にうってつけです。
3 リスキリング資格としてもおすすめ | 未経験でも転身できる
公認会計士のスキルの汎用性と資格の高価値のおかげで、未経験でも転身が可能です。
つまり、「はあ、私なんて何もスキルないよ。。」という社会人でも、試験に合格すれば周りからはエリートと見てもらえます。
世間の目が変わるのです。
自信もつくでしょう。
公認会計士試験になったら未経験でもどんな職業に就けるのか?
ビズリーチで職種を「公認会計士」とし、フリーワードで「未経験」と入力して求人情報を検索してみました。
59件出てきました。
ざっと見で最低年収は800万円からとなっており、レンジで見ても1000万円以上の仕事は多く、「~2500万円」なんていう求人情報も見られます。
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4 弁護士 vs 公認会計士
難関資格で一発逆転だ!だと弁護士も思い浮かびます。
弁護士も一発逆転としてはいい資格です。
おそらく公認会計士よりも弁護士の方がすごいと思ってもらえることは多い。
ドラゴン桜や99.9といったドラマの主人公に弁護士がなることは多い。
公認会計士が主役のテレビドラマはあまりない。
ではなぜ本記事では公認会計士を勧めているのか?
本記事でおすすめしているのは「良い会社の会社員になるためにおすすめの資格」であることがポイントです。
「自分の腕一本で稼いでやる!」という強い意志のある人は弁護士がよいかもしれませんが、「どこかいい会社で働きたいなあ」という人は会計士がよいと思います。
(1) 法律一本足打法・自らの腕前がより重要な弁護士
弁護士資格だと、基本的にルートは法律系の仕事に限られます。
法律事務所の弁護士か、企業内の弁護士か。
弁護士でコンサルになったり他の方面に行く人もいますが、弁護士になるための司法試験で勉強するのは法律だけです。
法律の知識が活きるのは主に法務系の仕事だけです。
人によって弁護士の良いところは個人の才覚でかなり稼げるところです。
腕に覚えがある人であれば、会計士よりも弁護士の方がたぶん稼ぎやすい。
難関資格をフルに使って仕事をするなら弁護士の方が向いています。
(2) 企業寄り・他と組み合わせると良い公認会計士
「自分の腕で食っていくんじゃあ~、というのはちょっと。。そこそこいい給料で安定した暮らしがしたいんです。また、特にこれがやりたいというのがあるわけでもないです」という人は、弁護士よりも公認会計士の方が向いています。
前述したとおり、就ける仕事が法務より幅広いからです。
法務部で働きたいなら弁護士の方がいいですが、それ以外に会社で働きたい!というのであれば公認会計士の方が選択肢を多く持てます。
公認会計士は、弁護士に比べると、資格に物を言わせてこれ1本でガンガン行く、という突破力はやや落ちます。
汎用性が高いスキルゆえに、弁護士に比べると色が薄い水のようなイメージ。
ただ、公認会計士スキルと他を組み合わせると「いかにも優秀なビジネスパーソン」になれます。
たとえば、英語ができる公認会計士はかなり人気です。外国人と会計税務を使って会話ができるのは需要が高い。
5 難関公認会計士試験に挑むには
勉強を開始すれば誰でも合格できるわけではないのが資格試験です。
難関資格となれば合格できる確率は低い。
難しいからよいと前述したのですが、全く受かりそうもないなら時間がもったいないです。
公認会計士試験の勉強を始めてもよいかを判断するにはどうしたらよいか?
日商簿記検定3級の勉強をしてみましょう。
簿記の勉強をやってみて嫌にならなければ公認会計士試験の勉強をする素養があります。
公認会計士というと高度な数字の扱いや数学が必要なイメージがありますが、そうしたハイレベルな知識は不要です。
私大文系の数学が全くダメ人でも問題ありません。
公認会計士資格スクールであるCPA会計学院は、無料資料請求をすると、無料で簿記3級レベルの講座が受けられます。
CPA会計学院資料とともに送付されてくる教材は以下の通りです。
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