法務転職エージェントのおすすめ | 使って役に立ったのはどこか

法務 転職エージェント おすすめ
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弁護士向けではなく、法務部員向けの法務転職エージェントの紹介記事です。

法務転職のための多数の転職エージェントを使った経験をもとに、おすすめの法務転職エージェントを紹介します。

最初に結論としてエージェント一覧を掲載し、その後にユーザー属性別におすすめの法務転職エージェントを紹介します。

本記事はプロモーションとなる内容を含みます。

目次

法務向け転職エージェント一覧

タイプエージェント評価転職先候補概要
法務弁護士ドットコムキャリアS日系&外資系弁護士ドットコムキャリアが運営する法務専門の人材紹介サービス。大手かつ法務専門。
管理部門MS-JapanS日系管理部門の転職を専門とするMS-Japanが運営。大手かつ管理部門専門。
法務NO-LIMITA日系アシロ社が運営する法務専門転職エージェント。小規模ながら案件数急増中。
大手リクルートエージェントA日系人材紹介会社最大手。求人数が多く、システムが使いやすい。
大手dodaA日系リクルートエージェントに次ぐ業界大手。求人数は多い。
大手JACリクルートメントA日系&外資系3大人材紹介会社の1つ。なかなか求人数が多く、外資系求人もあり、給与が高め。法務求人も強い。
大手マイナビエージェントB日系大手企業への転職に強みがあり、若手の支援に力を入れている。法務転職はやや弱い?
大手エリートネットワークB日系準大手というべき人材紹介会社。JACリクルートメントのように両面型であり、企業へのプッシュが強い。やや癖がある。
外資マイケル・ペイジB日系&外資系日本人法務専門部隊がある。エージェントには外国人も日本人もいる。
大手パソナキャリアB日系本社機能の淡路島移転で話題になった大手人材紹介会社。転職情報サイトとしてLegal Map Career(リーガルマップキャリア)を運営しており、法務転職にも力を入れている。

1 弁護士ドットコムキャリア【S】

弁護士ドットコムキャリア 評判

弁護士ドットコムキャリアは、法務専門の転職エージェントです。

弁護士資格のない人向けの法務職の求人案件も多数扱っています。弁護士以外の案件の方が多いはずです。

弁護士ドットコムキャリアは、法務専門の転職エージェントの中では大手です。

大手であるということは求人件数も多い。

求人件数が多ければ優良案件も含まれる可能性が高まります。

また、最近は外資系企業の求人案件の取り扱いが増えてきたようです。

弁護士ドットコムキャリアは高年収の案件が比較的多いのもおすすめする理由の1つです。

昔から弁護士ドットコムキャリアの求人連絡をながめていますが、弁護士ドットコムキャリアの法務求人の年収レンジは昔から他社エージェントより高いように思いますし、最近はかつてよりも上がってきているようにも見えます。

私が初めて弁護士ドットコムキャリアに相談したときは、「弁護士ドットコムがやってる転職エージェントだから、なんかイマイチそうだな」と思っていましたが、相談してみると期待をよい意味で裏切ってくれました。

私の状況を非常によく聞いてくれました。その結果「とりあえず応募しろ」「会社情報送るので検討してください」という、ありふれたエージェントのやることはしてきませんでした。

キャリア相談が安心してできた、面談後も色々アドバイスをくれた、ということで高評価でおすすめします。

弁護士ドットコムキャリア

弁護士ドットコムキャリアの転職相談のポイント

  • 法務の転職専門の人材紹介。
  • 担当者が1人で企業や法律事務所と応募者の両方を担当することから、応募した際の決定力が高い。
  • 法務の仕事・キャリアを理解した相談ができる。

▼公式サイトはこちら

非公開求人多数!法務の転職なら 【弁護士ドットコムキャリア】

以下の記事で、弁護士ドットコムキャリアに相談した体験談を書いています。

弁護士ドットコムキャリアの口コミ・評判を検証した記事はこちら↓

 

2 MS-Japan 【S】

MS-Japan

MS-Japanは、法務を含めた管理部門専門の人材紹介会社です。

法務専門転職エージェントだと「弁護士しかダメかな?」と心配になりますが、MS-Japanは資格者に限定していませんし、法務に限定していないこともあってか求人案件数も多めです。

リクルートエージェント、doda、マイナビエージェントだけでは物足りない方、法務等の管理部門に強みのあるエージェントも情報収集と相談に加える価値ありです。

求人案件数の多さは確かです。

なぜ確かかというと、ライバルの弁護士ドットコムキャリアのエージェントが言っていたからです。

以下私と弁護士ドットコムキャリアのエージェントとの会話。

にゃんがー

弁護士ドットコムキャリアさんは、長年やってこられていて、担当者の人数も多く、法務専門の人材紹介会社の中では最大手に入るんじゃないですか?

弁護士ドットコムキャリア

いやあ、求人案件数でいうと、さすがに他社大手さんには負けます。

にゃんがー

法務の転職エージェントで他社大手というと、どこですか?

弁護士ドットコムキャリア

やっぱりリクルートエージェントさんとか、MS-Japanさんとかですね。

そうなんですね。

リクルートエージェントが案件数が多いのはしょうがないです。人材紹介の王者なので、法務も含めて案件数が多い。

しかし、MS-Japanも法務案件数は多いと思っていましたが、弁護士ドットコムキャリアの人から認められるほど案件数が多いとは思っていませんでした。

求人案件数が多い転職エージェントは登録するといいことがあります。他社で扱っていない求人情報にありつけるという特権を得られるのです。

リクルートエージェントもいいですが、法務ならMS-Japanにメリットがあります。法務含めた管理部門専門だからです。

法務転職の専門性がない転職エージェントに相談すると、法務の仕事とか転職について担当者が全然わかってないことはちらほらあるんです。

上述した弁護士ドットコムキャリアやMS-Japanならそれが避けられます。

MS-Japanは、法務転職の専門性もありつつ大手で求人案件数が多い。

また、「大手」というのは転職エージェントとして安心できる要素です。

業界特化型の小さい転職エージェントだと曲者エージェントと面談して嫌な気分になる確率が高い。

相性が悪いとつめた~い態度を取られたりしますよ。

私はリクルートエージェントやC&Rでも嫌な担当者に当たりましたが、転職エージェントに相談して嫌な人が相手だと本当に気分が悪くなります。

MS-Japanに関しては、私はMS-Japanに2度登録して、2人の担当者と面談しました。

どちらも感じがよく、法務転職エージェント専門、ミドル・ハイポジション以上に特化ということで法務転職にはいい感じでした。

なので、法務転職の専門性、求人案件数、感じの良さ、という点でMS-Japanは法務転職におすすめできます。

MS-Japanのポイント

  • 法務等管理部門転職に強い
  • 法務求人案件数も多い
  • 特化型でありながら大手で安心のサポート 

▼公式サイトはこちら

以下記事が私がMS-Japanに相談した時の体験談です。

MS-Japanに転職相談した体験談 | 評判の実際は | 転職キャリアルール (career-rule.com)

3 NO-LIMIT 【A】

NO-LIMITは、アシロ社が運営する法務人材専門の転職エージェントサービスです。

弁護士ドットコムキャリアよりも弁護士メインに見えるのと、弁護士ドットコムキャリアや後述のMS-Japanより小さく求人案件数も多くはないため、弁護士ドットコムキャリアより後に紹介しました。

とはいえ、法務専門転職エージェントは希少なのでMS-Japanよりは上に位置しました。

小さい法務専門転職エージェントは実際はいくつかあるのですが、曲者のおじさん経営者兼エージェントだったりするので、NO-LIMITのように会社組織で若手担当者に相談できる法務専門転職エージェントは実は貴重です。

「弁護士推し」に見えるのは、そんなに悪いことではありません。

ライバルとなる弁護士ではない法務部員がひよって登録を控えるかもしれないから、ライバルは少ない方がいい。

NO-LIMITは弁護士でない法務人材の転職もウェルカムです。

また、NO-LIMITは、応募書類添削をしっかりやると宣言しているのもよいですね。「書類添削後の通過率90%(2021年7月時点)」とうたっています。

転職エージェントってほんとに全然書類添削してくれないですから。私は50人以上相談していますが、添削してくれた人は3人もいません。

実質、外国人1人だけかもしれません。

添削してもらえるのなら、求人情報を手に入れつつ添削目的で無料登録するのはよいですね。

弁護士転職NO-LIMIT

▼無料登録(公式サイト)はこちら

4 リクルートエージェント 【A】

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、若手法務にはおすすめです。

求人案件数が多いから。

私の個人的なリクルートエージェントに対する感想はネガティブとポジティブの両方があります。

担当者のせい。

1人目の担当者が感じの悪いおばさんで、最悪でした。

ネチネチとこちらの言うことの揚げ足をとってきました。リクルートエージェントは魅力的だけど、あの人が担当者じゃ使いたくないなと思い、担当者の変更をしてもらいました。

2人目の担当者は、現職場を辞めたい心境を理解してもらえました。

いろいろと前向きなこともいってもらってよいサポートを得られました。

また、リクルートエージェントのヘッドハンティングサービスのよく声をかけてきた担当者は、なんかいいかげんでした。面談やメールのやりとりをしたのに、数週間したら「初めまして」とメールを送ってきた。この担当者は売上重視な感じで信頼できませんでした。 

リクルートエージェントのポイント

  • 最大手の豊富な求人数(法務求人情報も当然多い)
  • 安心の相談体制
  • 求人検索や応募のしやすさ

▼リクルートエージェントへの無料登録(公式サイト)はこちら


5 doda 【A】

doda


dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する転職エージェントです。

リクルートエージェントに次ぐ業界2位。まさに大手。

法務の求人件数も多いです。

私が転職相談に行ったときの担当者は「弁護士さんも大変ですね~」とあまり業界をご存じないような公家対応でした。

その後も特に担当者から連絡なし。豊富な求人情報があるからご自分で興味があるところにどうぞ応募してください、という感じでした。

これだけ書くとdodaは法務転職にはダメそうですが、ダメではありません。求人件数が多いのは正義です。

dodaだけでしか見つからない求人があるかもしれません。

逃すのはもったいないです。

dodaのポイント

  • 登録は当然無料
  • リクルートエージェントと双璧の豊富な求人案件数
  • 利用しやすいシステムやサポートの手厚さ

▼公式サイトはこちら

▼doda転職相談体験談

6 JACリクルートメント 【A】

企業対応と応募者対応を同じ担当者がする両面型スタイルを取る大手転職エージェント。

「両面型」とは、求職者と企業の双方に対してサービスを提供することを意味します。

リクルートエージェントやdoda等の通常の大手転職エージェントは、求職者を企業に紹介する役割を果たしますが、JACリクルートメントの「両面型」エージェントは、求職者と企業の双方に対してマッチングやサポートを行います。

百戦錬磨感のあるベテランからも求人情報は届き、企業への押し込み力は強く、掘り出し物求人もあります。

外資系企業っぽく見えますが、実は国内系企業の方が求人数は多い。 

JACリクルートメントのポイント

  • 3大転職エージェントの1つ
  • 高額案件に強い
  • 内定獲得力が高い 

▼公式サイト

相談体験談等は以下記事をお読みください。

JACリクルートメントの評判を知りたい人向けの転職体験談 | 転職キャリアルール (career-rule.com)

JACリクルートメントはハイクラス転職におすすめのエージェント | 転職キャリアルール (career-rule.com)

7 マイナビエージェント 【B】

明るいオフィスで優しそうな担当者と面談。

「サポートには自信があります」とのこと。求人は大手企業が多い。

しかし、担当者がイマイチ求人情報を把握していない。私が「こんなのが希望なんです」と伝えると、「ちょっと求人情報を検索してきます」と言って中座してしまった。求人情報把握してないんですね。doda、リクルートエージェントもそうでしたので、大手はしょうがないのかもしれません。

法務転職に関しては、マイナビエージェントは若手にはいいかもしれないけど、中堅以上にはちょっと勧められないかな、という感想です。  

マイナビエージェントのポイント

  • 若手にやさしい
  • 大手に強い
  • 重点的な面接対策

▼公式サイトはこちら

8 エリートネットワーク 【B】


エリートネットワークは、東京都中央区に本社を置く人材紹介会社です。

1989年に設立され、30年以上の歴史があります。エリートネットワークは、正社員の転職支援に特化しており、これまでに10,000名以上の転職を支援してきました。

なかなか

担当(社長)の個性が強烈です。うまく使えれば武器になります。相性が合わないと最悪かもしれません。

しかし、エリートネットワークは求人数が多く、企業へのプッシュが強く、日系企業への転職では使う価値があります。

▼公式サイト

エリートネットワーク

9 マイケルペイジ 【B】

外資系だからあんま話を聞かないかと思ったらそうでもなかったです。

私の希望をふまえるとこんなところに応募するのがよい、と納得できるコメントをくれました。なかなかの求人情報を提供してくれました。

10 パソナキャリア 【B】

電話面談だけ。なんとも言えないやりとりで悪くはありませんでした。パソナキャリアの転職支援説明資料はなかなか興味深いです。

その他の法務転職エージェント

おすすめの一覧には入れなかった法務専門転職エージェント。

1 LCC

気のいいおじさんという感じの塚田さんに相談しました。ここでも私の悩みを聞いてもらって前向きなコメントをいただきました。

ただ、パワハラ弁護士について「面白い弁護士だ。あそこで働けば勉強になると思うよ」と言ったりしていました。問題児弁護士の所内での言動までは把握できてないようです。ただ、これはどの転職エージェントもできないことではあります。

2 リソースリーガル

知り合い弁護士の紹介で相談しました。法務キャリア形成についてアドバイスをくれました。他ではなかなかもらえないので貴重です。

ただ、いざ応募するとなると若干強引なところが気になりました。

「無理だと思いますけど、応募したいならいいですよ。」とか、確率が低いところへの応募は嫌がる? 

3 企業法務革新基盤(旧ジュリナビキャリア)

コメント欄からジュリナビキャリアはサービスを終了していて企業法務革新基盤という名前の会社になっているようです。

ですが、いただいたコメントと企業法務革新基盤のウェブサイトを見ると、私が昔ジュリナビキャリア時代に相談した方と同じようですので同一性は保たれているのだと思います。

担当者(代表者)の「俺、有能だから」感がなければ勧めます。

キャラが合わない人にはかなり合いません。

「私は、ジュリナビキャリアのあの人はちょっと無理でした」と言っていた知り合いがいます。

やはりあのキャラは一部の人には引っかかるようです。

とはいえ、その人はそう言いつつもジュリナビキャリアを利用して内定をもらっていました。

私は合いませんでしたので結局ジュリナビキャリアからは応募しませんでした。。

私の知り合いのとある弁護士を企業法務革新基盤の担当者も「知っている」と言っていました。「○○先生とは大の仲良しで先週も飲みに言っていました」とのこと。

私はその○○先生のことを尊敬していないというか、言うことがイマイチな割に偉そうで嫌な奴だな、と思っていたので「ああ、そうですか。○○先生と仲がいいんですね」と返答しながら、「あの人と仲が良いということは、気が合わないエージェントなのはもっともだ」と自分で納得していました。

「ここしかない」と思ってしまって色んな転職エージェントを複数使わないから、合わない転職エージェントに頼って転職することになるんです。

私もジュリナビキャリアに相談しましたが、ジュリナビキャリアじゃなければ出会えない求人情報というものはありませんでした。

嫌なら他のエージェントに相談すべきです。

20代若手法務におすすめな転職エージェントと転職サイト

若手法務向けの転職エージェント。

20代若手向けの法務転職エージェントとして考慮した要素は以下3つです。

  • 将来の可能性を広げてくれる(幅広い選択肢)
  • 相談のしやすさ 
  • 法務キャリアへの理解

20代若手法務におすすめの転職エージェント

登録すべき転職エージェントは。

1位 MS-Japan

法務を含めた管理部門の転職を専門とする転職エージェント。

ややハイポジション狙いの転職エージェントとうたっていますが、実際は若手転職の方が強みがあると思います。

私は昔2度相談に行って2回とも感じがよかったのでおすすめです。

幅広い選択肢、という基準に照らし、法務求人案件数の多さを考慮して若手向けとしては1位にしました。

2位 弁護士ドットコムキャリア

ここも2位のMS-Japanと同じような位置づけの推奨です。法務のキャリア形成に理解のあるエージェントです。

私はよく話を聞いてもらえて重宝しています。

現職場での悩み、将来について話せました。

3位 リクルートエージェント

法務であっても法務でなくても登録すべき。

法務の求人案件も、法務専門人材紹介会社よりリクルートエージェントの方が多い。

そして、転職に慣れていない若手の転職対応にも慣れている。

特に就活をしっかりやったことのない弁護士にはおすすめ。

4位 マイナビエージェント

若手が法務転職考えるとすると、だいたいが大手企業が候補になります。

なぜなら、中小企業は法務部ほとんど持ってないから。

大手企業、中でも優良企業への転職について若手支援をしっかりすることをうたっているのがマイナビエージェントです。

オフィスの内装は若々しい雰囲気で、担当の方も相談しやすかったです。

5位 doda

リクルートとならぶ大手。リクルートエージェントに相談に行ったら、気の合わない担当者かもしれない(体験談)。

dodaも相談に行ってよい担当者に出会う確率をあげましょう。

20代若手法務におすすめの転職サイト

転職エージェントは、人材紹介業です。 

それに対して、転職サイトでは、紹介屋がおらず、自分で求人企業に直接応募します。 

以下記事をご参照ください。

20代若手法務の転職エージェント選択基準

前記ランキング作成に当たって考慮に入れたのは次のような点です。

(1) 対象者

前記のランキングは、以下のような方を念頭に置いています。

  • 転職が初めてであるが、転職回数が少ない
  • 経験、スキルはまだまだこれからであり、将来に向けてそれらを得ていきたい

(2) 狙うべき転職先

会社であれば大企業をおすすめします。大企業は比較的給料が良く、安定しており、知名度があります。

知名度が高いところに若いうちにいると、「大企業出身」という良いレッテルを貼ってもらえます。 

気に入ればその会社にそのままいればいいですし、気に入らない場合でも大企業在籍中に転職活動をした方が中小企業から転職するよりも有利です。

ただ、もちろん人によってはベンチャー企業に行きたい人もいると思います。ベンチャー企業の法務求人はそこそこの数があり、大手もこれをおさえています。

法律事務所でも、よほどやりたいことがある場合を除き、規模は大きめの方が将来の転職活動で有利になりがちです。

(3) 選ぶべき転職エージェント

大手の転職エージェントを選ぶべきです。

大手の方が若手の転職希望者の扱いに長けています。小規模の転職エージェントのところに相談に行くと、こわいおじさんに「若造が何しにきた?」と言われるおそれがあります。

また、大手は大企業のポストをたくさん押さえています。 

(4) まだ新卒で入社してまだ1年もたってないけど…

「こんな早く辞めていいのかな。。」

こういう心配はあるでしょう。短期間での転職は、心配のとおりマイナスポイントです。

軽いノリでしょっちゅう転職するのは勧められません。 

しかし、毎日通勤するのが辛い職場で将来の展望が抱けずに潰れるくらいなら、転職してその状況を打破するメリットが短期退職デメリットを上回ります。

無理せず転職を考えましょう。

「きつい環境でがんばらないと…!」という発想は危ないです。 

ブラック職場を辞めれば、ストレスが急減して一気に人生が好転することがありえます。

無理は禁物です。 

未経験者が法務転職を狙うための転職エージェント選びのポイント

法務未経験者が企業法務部に転職したい場合に相談すべき転職エージェントとは。

法務専門転職エージェントは避けよ

法務職未経験で法務職への転職を狙いたい場合、法務専門転職エージェントはおすすめしません

「法務専門なんだから、未経験者でも良いのでは?」という意見がありそうですが、そうは思いません。

法務部員を採用したい企業が法務専門転職エージェントに頼む場合、法務経験を有する人を紹介してくれることを期待するでしょう。

そして、そんな期待に応えたい転職エージェントには、法務未経験者を紹介するインセンティブはありません。未経験者を紹介すればクライアント企業の期待を裏切ることになってしまいます。

また、法務専門転職エージェントに登録して相談に来る人は、法務経験者が多いです。担当者は、法務経験がある人に見慣れています。法務部員が珍しいとも稀少性があるとも思っていません。

そんな中に未経験者が入れば、悪い意味で目立ちますし、内定を取れる確率が経験者よりも低いことから、「なんだこいつ。使えないな」と思われるかもしれません。

法務専門転職エージェントが、法務未経験者には見向きもしていないことがわかるウェブサイト記載例を紹介します。

NO-LIMITのウェブサイトのQ&Aに以下のような記載があります。

「未経験で企業法務(事務所・企業)への転職支援はありますか?」

「ございます」

これだけ見れば、「法務専門転職エージェントのNO-LIMITも法務未経験者ウェルカムなんだ!」と思えそうです。

しかし、回答をよく見ると、この回答は「法務未経験者」のことを言っているのではないのがわかります。

ここで言う「企業法務未経験者」とは、弁護士であって企業で働いたことのない人のことを言っているようです。

「以前、NO-LIMIT(ノーリミット)経由でベンチャー企業へ転職された方は、3ヶ月ほどしか企業法務系事務所にいなかったものの、人柄やコミュニケーション能力を買われて転職に成功しました。インハウスローヤーとして内定を勝ち取った方についてご紹介します。」

法務経験ゼロの人は相手にしていないことがわかります。

大手転職エージェントを使え

法務経験ゼロの人が法務部への転職を狙うなら、大手転職エージェントがおすすめです。

①求人件数が多い

大手なら求人案件が多い。

これは超重要。

法務で未経験歓迎の求人案件はあまりありません。取扱い求人件数という母数が大きい大手を使うべきです。

②担当者が法務のことをよくわかっていない

法務専門転職エージェントと違って、大手人材紹介会社の担当者は、「法務経験者」として応募者に接してこないことが多い。

そのため、法務経験ゼロであることをマイナスとはとらえずに企業に紹介してくれることが期待できます。

法務転職エージェント一覧(再掲)

タイプエージェント評価転職先候補概要
法務弁護士ドットコムキャリアS日系&外資系弁護士ドットコムキャリアが運営する法務専門の人材紹介サービス。大手かつ法務専門。
管理部門MS-JapanS日系管理部門の転職を専門とするMS-Japanが運営。大手かつ管理部門専門。
法務NO-LIMITA日系アシロ社が運営する法務専門転職エージェント。小規模ながら案件数急増中。
大手リクルートエージェントA日系人材紹介会社最大手。求人数が多く、システムが使いやすい。
大手dodaA日系リクルートエージェントに次ぐ業界大手。求人数は多い。
大手JACリクルートメントA日系&外資系3大人材紹介会社の1つ。なかなか求人数が多く、外資系求人もあり、給与が高め。法務求人も強い。
大手マイナビエージェントB日系大手企業への転職に強みがあり、若手の支援に力を入れている。法務転職はやや弱い?
大手エリートネットワークB日系準大手というべき人材紹介会社。JACリクルートメントのように両面型であり、企業へのプッシュが強い。やや癖がある。
外資マイケル・ペイジB日系&外資系日本人法務専門部隊がある。エージェントには外国人も日本人もいる。
大手パソナキャリアB日系本社機能の淡路島移転で話題になった大手人材紹介会社。転職情報サイトとしてLegal Map Career(リーガルマップキャリア)を運営しており、法務転職にも力を入れている。
法務 転職エージェント おすすめ

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