法務部員が転職で年収を上げる方法|高年収求人に移る条件

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企業法務部員の年収は、転職で上がることがあります。

ただし、今の会社で頑張れば必ず年収が上がる、という話ではありません。

法務の年収は、本人の努力だけでなく、会社の給与レンジ、ポジション、業界、外資か日系か、英語を使うか、マネジメントをするかで大きく変わります。

私は法務部員として、日系企業と外資系企業の両方で働いたことがあります。その前は法律事務所でも働いていました。

転職を何度かした中で、法務の求人もかなり見てきました。

そこで強く感じるのは、法務部員が年収を上げたいなら、「今いる会社で評価されること」だけでなく、「高い給与レンジの会社・ポジションに移ること」が重要だということです。

この記事では、企業法務部員が転職で年収を上げる考え方、高年収になりやすい法務求人、年収アップしにくい人の特徴、使うべき転職サービスを整理します。

当ページには広告リンクが含まれます。ただし、法務人材に関係の薄い転職サービスを無理に並べる記事にはしません。法務部員が年収を上げるために、どの求人を見るべきか判断できるように整理します。

読者タイプ 年収アップの考え方 次に見るべきもの
外資・高年収・法務責任者を狙う人 給与レンジの高い外資・ハイクラス求人を見る JACで法務・外資求人を確認する
法務を含む管理部門求人を広く見たい人 管理部門系サービスで求人の幅を確認する Backup Careerで管理部門求人を確認する
今すぐ転職するか迷っている人 スカウト反応で市場価値を見る ビズリーチの使い方を見る
弁護士資格なしの企業法務 専門領域・英語・経験企業の見せ方が重要 5 法務転職で年収を上げる具体策

30代以上で法務・外資・ハイクラス求人を狙う人は、JACリクルートメントで紹介可能性を確認してください。

法務を含む管理部門求人を広く確認したい人は、Backup Careerも候補になります。

この記事の内容 移動先
法務の年収が会社・ポジションで決まる理由 1 法務の年収は会社・ポジションで決まる
年収が上がりやすい会社の特徴 2 法務で年収が上がりやすい会社の特徴
高年収になりやすい法務ポジション 3 高年収になりやすい法務ポジション
年収アップしにくい人の特徴 4 法務転職で年収が上がりにくい人
具体的な年収アップ戦略 5 法務転職で年収を上げる具体策
使うべき転職サービス 6 法務の年収アップ転職で使うべきサービス
目次

1 法務の年収は会社・ポジションで決まる

法務部員の年収を上げるうえで、最初に理解すべきことがあります。

それは、法務の年収は「本人の能力」だけで決まるわけではないということです。

同じような法務経験があっても、年収500万円台の会社もあれば、800万円、1000万円、さらに上を狙える会社もあります。

違いは、会社の給与レンジとポジションです。

今いる会社の給与レンジが低いなら、どれだけ真面目に働いても、法務部員として高年収になるのは難しいです。

転職で年収を上げたいなら、自分の努力だけでなく、給与レンジの高い会社・ポジションに移る発想が必要です。

(1) 今の会社の給与レンジが低いと限界がある

法務としてどれだけ頑張っても、会社全体の給与水準が低ければ年収には限界があります。

会社の中で評価されても、昇給幅が小さい会社では年収は大きく上がりません。

特に、法務部門がコスト部門として扱われている会社では、営業職や事業部門に比べて年収が伸びにくいことがあります。

年収を上げたいなら、「今の会社で頑張る」だけではなく、「法務に高い給与を払う会社に移る」ことを考えるべきです。

(2) 法務経験が同じでも会社で年収は変わる

法務経験が同じでも、会社が違えば年収は変わります。

たとえば、契約法務、コンプライアンス、個人情報、知財、M&A、英文契約、取締役会・株主総会対応の経験があったとしても、その経験にいくら払うかは会社によって違います。

法務人材を重要な専門職として扱う会社もあれば、事務処理部門として見る会社もあります。

同じ能力でも、評価される場所に移れば年収が上がることがあります。

だから、法務部員が年収を上げたいなら、転職市場で自分の経験がどの程度評価されるかを確認すべきです。

(3) 転職で年収が上がるのは珍しくない

法務部員が転職で年収を上げることはあります。

もちろん、全員が必ず上がるわけではありません。

ただし、今の会社の給与レンジが低く、法務経験に市場価値があるなら、転職で年収アップを狙う余地はあります。

特に、外資系企業、上場企業、成長企業、管理職候補、英語を使う法務、専門領域を持つ法務人材は、求人次第で年収アップを狙いやすいです。

インハウスローヤーの年収相場を確認したい人は、以下の記事も参考になります。

インハウスローヤーの年収相場を確認する

2 法務で年収が上がりやすい会社の特徴

法務転職で年収を上げたいなら、どの会社に行くかが重要です。

法務経験があっても、年収が上がりにくい会社に転職してしまうと、条件はあまり変わりません。

年収を上げやすい会社には、いくつか共通点があります。

(1) 外資系企業

法務で年収を上げたいなら、外資系企業は有力です。

外資系企業では、法務を専門職として採用することがあります。

特に、リーガルカウンセル、シニアリーガルカウンセル、Head of Legal、Legal Directorのようなポジションでは、高年収を狙えることがあります。

ただし、外資系企業では英語、海外本社とのやりとり、レポートライン、成果責任も見られます。

高年収だけを見て応募すると、入社後に苦しくなる可能性があります。

外資系と日系企業の年収差については、以下の記事でも整理しています。

外資系と日系企業の年収差を確認する

(2) 上場企業・成長企業

上場企業や成長企業も、法務の年収アップ候補になります。

上場企業では、株主総会、取締役会、開示、コーポレートガバナンス、コンプライアンス、M&Aなど、法務が関わる領域が広くなります。

成長企業では、契約、資金調達、事業提携、個人情報、規制対応、上場準備、海外展開など、法務の重要性が上がりやすいです。

法務が経営に近い位置で働ける会社では、年収も上がりやすくなります。

(3) 法務を専門職として評価する会社

法務の年収は、会社が法務をどう見ているかで変わります。

法務を単なる契約チェック係として見ている会社では、年収は伸びにくいです。

一方で、事業リスクを見極める専門職、経営判断を支える部門、グローバルビジネスを支える機能として見ている会社では、法務の評価が高くなりやすいです。

転職先を選ぶ時は、法務部門の人数、役割、決裁権限、経営との距離を見るべきです。

3 高年収になりやすい法務ポジション

法務転職で年収を上げたいなら、ポジションも重要です。

一般的な担当者ポジションより、専門性や責任が大きいポジションの方が年収は上がりやすいです。

(1) リーガルカウンセル・シニアリーガルカウンセル

外資系企業では、リーガルカウンセルやシニアリーガルカウンセルの求人があります。

契約法務、コンプライアンス、規制対応、海外本社とのやりとり、日本法人の法務全般などを担当することがあります。

英語力、専門性、外資系企業での経験がある人は、年収アップを狙える可能性があります。

ただし、求人によっては一人法務に近い負荷があるため、仕事内容と法務部門の体制は確認すべきです。

(2) 法務マネージャー・法務部長

法務マネージャーや法務部長は、年収が上がりやすいポジションです。

ただし、担当者として優秀なだけでは足りません。

チームマネジメント、経営陣とのコミュニケーション、他部署調整、リスク判断、採用・育成、社内ルール設計などが求められます。

法務マネージャー以上を狙うなら、単なる実務担当者ではなく、組織を動かせる人材として職務経歴書を作るべきです。

(3) 英文契約・海外法務・M&A・コンプライアンス

法務の中でも、専門性が見えやすい領域は年収アップにつながりやすいです。

たとえば、英文契約、海外法務、M&A、コンプライアンス、個人情報、規制対応、知財、ガバナンスなどです。

これらの経験がある人は、職務経歴書で具体的に見せるべきです。

単に「契約法務を担当」と書くより、契約類型、件数、相手国、関係部署、事業への影響、交渉経験まで書いた方が評価されやすいです。

4 法務転職で年収が上がりにくい人

法務転職では、誰でも年収が上がるわけではありません。

年収アップしにくい人には、いくつか共通点があります。

(1) 今の仕事内容を説明できない

自分の法務経験を説明できない人は、年収アップしにくいです。

「契約書を見ています」「法務を担当しています」だけでは弱いです。

どの契約を見ているのか。どの事業に関わっているのか。どのようなリスク判断をしているのか。どの部署と調整しているのか。会社にどう貢献しているのか。

ここまで説明できないと、転職市場では評価されにくいです。

(2) 年収希望だけ高い

年収アップを狙うこと自体は悪くありません。

しかし、年収希望だけ高く、職務経歴書で強みが見えない人は厳しいです。

企業は、年収に見合う経験や成果を見ます。

希望年収を上げたいなら、その年収に見合う法務経験、英語力、専門性、マネジメント経験を示す必要があります。

(3) 給与レンジの低い会社だけを見ている

年収を上げたいのに、給与レンジの低い会社ばかり見ている人もいます。

会社規模、業界、利益率、外資か日系か、法務部門への評価によって、同じ法務求人でも年収は大きく違います。

年収アップを狙うなら、応募する会社の給与レンジを見るべきです。

求人票の上限年収だけでなく、実際にそのレンジで採用される人材像も確認してください。

5 法務転職で年収を上げる具体策

法務部員が転職で年収を上げるには、闇雲に応募してはいけません。

自分の経験を整理し、給与レンジの高い求人に届くかを確認する必要があります。

(1) 自分の法務経験を具体化する

まず、自分の法務経験を具体化してください。

職務経歴書では、担当領域を細かく書くべきです。

  • 契約法務
  • 英文契約
  • コンプライアンス
  • 個人情報保護
  • 知財
  • M&A
  • 株主総会・取締役会
  • 規制対応
  • 訴訟・紛争対応
  • 海外子会社管理
  • 社内規程・ガバナンス

担当業務だけでなく、難易度、件数、関係部署、成果も書いてください。

法務経験は、抽象的に書くと弱く見えます。具体的に書くことで、転職市場で評価されやすくなります。

(2) 英語・海外法務・外資経験を見える形にする

法務で年収を上げたいなら、英語や海外要素は強い武器になります。

英文契約、海外子会社、海外本社、海外顧客、英語会議、英語メール、海外法務部門とのやりとりがあるなら、必ず職務経歴書に書くべきです。

TOEICの点数だけでなく、英語を仕事でどう使ったかを示してください。

TOEICと転職での見られ方は、以下の記事で整理しています。

TOEICは転職で何点から評価されるか確認する

英語面接が不安な人は、以下の記事も参考になります。

英語面接で話せない人向けの対策を見る

(3) 給与レンジの高い求人を確認する

年収を上げたいなら、給与レンジの高い求人を確認してください。

今の会社の中で少し昇給するより、給与レンジの高い会社へ移る方が年収が上がることがあります。

ただし、求人票の年収上限だけを見てはいけません。

自分の経験でその年収レンジに届くのか、どの条件が足りないのか、どの求人なら現実的かを確認すべきです。

30代以上で法務・外資・ハイクラス求人を狙う人は、JACで紹介可能性を確認してください。

(4) 今すぐ転職しないなら市場価値を確認する

今すぐ転職しない人でも、市場価値を確認する意味はあります。

法務経験、英語力、弁護士資格、管理職経験、外資経験、M&A、コンプライアンスなどがある人は、スカウト反応を見ることで自分の立ち位置を把握できます。

ただし、ビズリーチを使う場合は、登録前に勤務先ブロックや職務経歴書の見せ方を確認すべきです。

ビズリーチの使い方と市場価値確認の注意点を見る

6 法務の年収アップ転職で使うべきサービス

法務の年収アップを狙うなら、転職サービスの使い分けが重要です。

法務、外資、管理部門、ハイクラス、弁護士、インハウスでは、求人の出方が違います。

1社だけで判断せず、複数の情報源を持つべきです。

(1) 外資・高年収・ハイクラス法務ならJACリクルートメント

外資系企業、法務責任者、リーガルカウンセル、管理職、英語求人、ハイクラス求人を狙うなら、JACリクルートメントを候補に入れてください。

JACは、未経験者や若手全般に強く押すサービスではありません。

しかし、30代以上の経験者が外資・管理職・専門職・グローバル求人を狙う文脈では相性があります。

法務で年収アップを狙う場合、求人票だけでは分からない情報も重要です。

法務部門の人数、上司、レポートライン、英語使用頻度、採用背景、年収レンジを確認すべきです。

30代以上で法務・外資・ハイクラス求人を見たい人は、JACで紹介可能性を確認してください。

JACの相談体験談は、以下の記事で整理しています。

JACリクルートメントの評判・体験談を確認する

(2) 法務を含む管理部門求人を広く見るならBackup Career

法務を含む管理部門求人を広く確認したい人は、Backup Careerも候補になります。

法務、経理、人事、総務、経営企画などの管理部門転職では、外資・ハイクラスだけでなく、上場企業、成長企業、管理部門強化中の会社も見るべきです。

JACは外資・ハイクラスに寄せて使い、Backup Careerは管理部門求人を広く確認する目的で使うと役割が分かれます。

法務の年収アップを狙う人は、外資だけに絞らず、管理部門求人の幅も確認してください。

(3) 法務・管理部門特化の比較も見る

法務・管理部門転職では、MS-Japanのような管理部門特化サービスも比較候補になります。

ただし、管理部門だからMS-Japanだけ見ればよい、という話ではありません。

法務の年収アップを狙うなら、JAC、Backup Career、MS-Japan、ビズリーチなどを、目的別に使い分けるべきです。

法務向け転職エージェントの比較は、以下の記事で整理しています。

法務向け転職エージェントを確認する

(4) 今すぐ転職しないならビズリーチで市場価値を見る

今すぐ転職するか迷っている人は、ビズリーチで市場価値を見る方法もあります。

法務、外資、英語、管理職、専門職、弁護士資格、M&A、コンプライアンスなどの経験がある人は、どのようなスカウトが来るか確認する価値があります。

ただし、ビズリーチは登録前に勤務先ブロックや職務経歴書の見せ方を確認すべきです。

ビズリーチの使い方と市場価値確認の注意点を見る

7 法務転職で年収を上げる時の注意点

法務転職で年収アップを狙う時は、注意点もあります。

年収だけで転職すると、入社後に後悔することがあります。

(1) 高年収求人には責任がある

高年収の法務求人には、相応の責任があります。

法務部門の人数が少ない、海外本社とのやりとりが多い、英語会議がある、経営陣と直接やりとりする、専門領域を一人で担当する、ということもあります。

年収だけでなく、担当範囲と責任を確認してください。

(2) 外資なら必ず良いとは限らない

外資系企業は、法務の年収アップ候補として有力です。

ただし、外資なら必ず良いわけではありません。

組織変更、上司変更、英語の負荷、少人数組織、日本法人の裁量、海外本社との関係によって働きやすさは変わります。

外資転職では、国籍や年収だけでなく、会社とポジションを見て判断すべきです。

外資系企業の選び方は、以下の記事も参考になります。

外資転職でアメリカ系とヨーロッパ系の違いを見る

(3) 求人票だけで判断しない

求人票だけで判断するのは危険です。

求人票には、年収、仕事内容、勤務地、英語使用頻度などが書かれています。

しかし、実際の法務部門の体制、上司、レポートライン、退職者の有無、社内での法務の立場までは見えにくいです。

応募前に、採用背景、法務部門の人数、担当範囲、英語使用頻度、評価制度を確認すべきです。

会社情報の調べ方は、以下の記事で整理しています。

転職前に会社情報を調べる方法を確認する

8 法務部員の年収アップ転職でよくある質問

(1) 法務部員は転職で年収が上がりますか?

上がることはあります。

ただし、全員が上がるわけではありません。

今の会社の給与レンジが低く、転職市場で評価される法務経験があるなら、転職で年収アップを狙える可能性があります。

(2) 法務で高年収になりやすい会社はどこですか?

外資系企業、上場企業、成長企業、法務を専門職として評価する会社では、高年収を狙えることがあります。

特に、英語、M&A、コンプライアンス、英文契約、マネジメント、法務責任者ポジションは年収アップにつながりやすいです。

(3) 弁護士資格がない企業法務でも年収アップできますか?

可能です。

ただし、弁護士資格がない場合は、実務経験、専門領域、英語力、マネジメント経験、ビジネス理解で勝負する必要があります。

契約法務だけでなく、英文契約、コンプライアンス、個人情報、M&A、規制対応など、強い領域を明確にすべきです。

(4) 法務転職ではJACとBackup Careerのどちらを使うべきですか?

目的で使い分けるべきです。

外資・高年収・ハイクラス法務を狙うならJACリクルートメントが候補になります。

法務を含む管理部門求人を広く確認したいならBackup Careerも候補になります。

1社だけで判断せず、求人の種類と担当者の相性を比較してください。

(5) 今すぐ転職する気がなくても求人を見た方がよいですか?

見た方がよいです。

今の年収が妥当かどうかは、転職市場を見ないと分かりません。

法務経験が市場でどう評価されるかを知るために、求人やスカウト反応を確認する価値があります。

9 まとめ:法務部員が年収を上げるには給与レンジの高い会社に移る

企業法務部員の年収は、転職で上がることがあります。

ただし、年収は本人の努力だけでなく、会社の給与レンジとポジションで大きく変わります。

今の会社の給与水準が低いなら、その会社で頑張り続けても年収アップには限界があります。

法務で年収を上げたいなら、外資系企業、上場企業、成長企業、法務を専門職として評価する会社、法務マネージャー・リーガルカウンセルのような高年収ポジションを見てください。

30代以上で法務・外資・ハイクラス求人を見たい人は、JACリクルートメントで紹介可能性を確認してください。

法務を含む管理部門求人を広く確認したい人は、Backup Careerも比較してください。

今すぐ転職するか迷う人は、ビズリーチで市場価値やスカウト反応を見る方法もあります。

ビズリーチの使い方と市場価値確認の注意点を見る

法務の年収を上げたいなら、自分の市場価値を正しく見て、給与レンジの高い会社・ポジションに移ることを考えてください。

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