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多忙な法律事務所の弁護士は夜何時まで働いているのか

「だいたい午前4時くらいに帰宅してる。最近は午前2時くらいに帰れるとうれしい。」

 

これはある激務で有名なU法律事務所のアソシエイトが述べていた発言です。

 

これはかなり極端な例ですが、東京の多忙な事務所では若手アソシエイトの帰宅がだいたい午前中になることは多いといえると思います。

 

私も、ある事務所勤務時代に、午後11時30分くらいに「たまには早めに帰ろう」と思ってボスより早く帰ったことがあります。

 

その後、ある面談で「他の人が働いているのに早く帰った。やる気がない。」と指摘されました。

 

一度午後11時半に帰っただけですが、やる気ない認定を受けました。

 

そのボスは、夜12時くらいからでも「今から打ち合わせだ」と言って、午前1時まで打ち合わせをやる人でした。私は12時くらいの時点で「終電だから帰ろう」と思ってたところ、ボスからの打ち合わせ命令により、終電がなくなってしまいました。ボスはいつもタクシーなので終電は関係ありません。その事務所ではアソシエイトにタクシー代は出ませんでした。

 

激務・高給の法律事務所勤務の若手弁護士は、多くの人が事務所の近くに住みます。事務所近辺の賃貸マンションは当然賃料が高いです。激務でストレス過多になると、支出も多くなりがちです。

 

激務弁護士は、高い給料をもらいつつ、高い税金、賃料、その他金銭麻痺により出費が多くなっていきます。

 

サラリーマンに比べると明らかに金遣いが荒いです。

 

話を長時間労働に戻すと、午前に帰ったら寝る時間はないんじゃないか?という疑問がわきますが、職住接近でこうした弁護士の出勤時間は朝遅い(10時過ぎ、昼くらいに来る人もいる)ので、3時に就寝したとしても、9時に起きれば6時間は寝られるので、全く寝る時間がないわけではありません。

 

ただ、遅く帰るのが常態化しているので、案件が暇な時でも帰るのが遅く、案件が忙しくなるとさらに遅くなるので、かなりしんどい生活を強いられます。

 

どの集団もそうですが、恐ろしいことに集団内部でそうした生活に慣れた人はそれが当たり前だと思うようになります。冒頭の私の知り合いのコメントがそれを示しています。

 

端的に言って、若手弁護士にとって多忙な企業法務の法律事務所はブラック企業です。