転職キャリアルール

現役企業内弁護士による複数回の転職体験談、おすすめの転職エージェント情報、キャリアパス形成等

企業内弁護士(インハウスローヤー)のキャリアパス

企業内弁護士の将来は、とても不明確です。

これまでに例のない新しい人種だからです。

 

古き良き年功序列型大企業の場合、弁護士資格は評価されず、よいサラリーマンとして良いキャリアパスをたどるのは難しい

 

そのように私は考えています。

 

理由は簡単です。

 

外部から来た弁護士は異分子であり、大企業の人事体系が想定していない人種だからです。どう扱ってよいかわからないのです。

 

また、大企業の法務では法律知識や法律実務処理能力は大して評価されません。弁護士として超絶業務ができる人が会社に入っても、宝の持ち腐れになります。難しい法律問題は外部の弁護士に投げてしまいます。自分で調査して考えて社内で報告するよりも、外部の弁護士に投げて「弁護士はこういっています」と社内で報告した方が評価されます。

 

外部の法律事務所、特に大手事務所は会社にとって絶対のブランドなのです。

外部の法律事務所から企業に転職することは、その絶対ブランドを放棄することを意味します。

 

もちろん、転職後に会社内で「弁護士なんですか?!すごいですね!なんでうちなんかに転職したんですか??」と言われることは多々あります。しかし、それだけです。社内の出世で役立つわけではありません。